2015年12月28日 16:43
画像出典:紀伊風土記の丘ホームページ
古墳ファンの方、必見! 国の特別史跡「岩橋(いわせ)千塚古墳群」の保全と公開を目的とした博物館の魅力に迫ってみました!!
紀伊風土記の丘は、国の特別史跡「岩橋(いわせ)千塚古墳群」の保全と公開を目的として1971年8月に開館した、考古・民俗資料を中心とした和歌山県立の博物館施設(登録博物館)です。
園内は約65haの広さがあり、標高150mの丘陵からその北斜面、ふもとまで430基以上の古墳が点在しています。
大谷山22号墳石室の入口(石室内から撮影)
「紀伊風土記の丘」、これは江戸時代の書物である『紀伊続風土記』のなかに、遺跡の中心である「岩橋(いわせ)千塚古墳群」の記述があるため、この名称が採用されたのでしょう。なんとものどかな名前の印象ですが、しかしこの名称は即刻撤回すべきだな、と帰路のバスでは思いました。
実際、休日だったこの日は、広い駐車場にはたくさんの車が停められて、来場者もかなり多く、犬を散歩させたり、ハイキング姿のひと、ジョギングスタイルのひと、そんな具合に余暇を楽しみに来たひとがほとんどですが、いやいや、この場の実態は、そんな甘いものじゃありません。5世紀から7世紀半ばにかけて築造された古墳が施設内に400あまり、周辺のを含むとなんと800基を超える古墳群が集った、全国屈指の古代古墳スポットなのですよ。整備されて、いかにも墳墓のような盛り土が点在する丘の道を登りながら、なにやら古代人の霊魂との交感が始まったような、奇妙な胸騒ぎが起こりました。
400あるなかで主だった古墳を紹介しましょう。まず「将軍塚古墳」と呼ばれるもので、石室の内部は3メートルもあるでしょうか、立派です。それから大日山35号墳、これは県内最大の前方後円墳で、横穴式石室からは珍しい両面人物埴輪などが発掘されたそうです。
出典:林浩平の≪饒舌三昧≫
全国初!顔がふたつある人物埴輪
両面人物埴輪
特別史跡岩橋千塚古墳群の大日山35号墳で頭部の両側に顔がある埴輪が出土しました。
顔がふたつある理由は評価が難しく、現段階では謎の埴輪としかいえません。
この古墳では、翼を広げた鳥形埴輪やころく形埴輪など全国で初めての埴輪が見つかっています。
ユニークな手作りはにわの人気を競う「HANI—1(はにわん)選手権〜21世紀の埴輪王は君だ!」の作品が和歌山市岩橋の紀伊風土記の丘で展示され、7月26日(日)まで投票を受け付けている。
2013年に始めたHANI—1選手権は、教室参加者の作品を集め、来館者に投票してもらうもの。今回は4〜5月に作られた125点が資料館ロビーにずらりと並び、猫や恐竜、人型などのはにわが、どこかとぼけた表情で出迎える。
出典:ニュース和歌山
子どもから大人まで誰でも参加できるコンテストで、「小学生の部」と「一般の部」の2部門を用意。
選手権へのエントリーは、毎週土曜13時から園内で行われる体験教室で埴輪作品を作るだけ。埴輪の基本的な作り方は教えてもらえるため、小さい子どもでも参加できる。使える粘土の量は一定で、形やテーマなどは自由。
出典:古墳にコーフン協会
★初代埴輪王に輝いた作品★
小学生以下の部
りゅうさん(11才) の
「ドラキー」
16票(99票中)
一般の部
まぁこさん(38才)の
「じゃがいも男爵」
9票(89票中)
Nov.27,2013(Wednesday) 晴れ
久しぶりに紀伊風土記の丘に行った。今山は紅葉真っ盛りである。空気も澄んでいるし冷たい風が心地よい。紅葉真っ盛りの「もみじの森」
Nov.24,2012 (Saturday)
今、「紀伊風土記の丘」の紅葉はまっ盛りである。9時自転車で菩提寺にお墓参りのついでに運動を兼ねて行った。
万葉花苑上部の紅葉の園は水彩絵具で絵を描いている方以外誰もいなかった。まことに静かである。絵を描いている方としばし会話をかわした。彼もこの美しい紅葉を長時間こんなに独り占めできてこんな贅沢はない、空気は美味しいしと満足していらっしゃった。
出典:やっちゃんの徒然日記
https://www.youtube.com/watch?v=ABXZK0wuhfE
安藤塚 の 紅葉 紀伊風土記の丘 【 うろうろ和歌山 Travel Japan 】 和歌山県 和歌山市
和歌山市の郊外に位置する当博物館施設は、標高約150mの丘陵からその北斜面・ふもと(麓)まで約65haの広さがあります。丘陵の上からの眺めはすばらしく和歌山市街地・紀ノ川や和泉山脈を一望できます。
メイン散策路から
東側は、前山小古墳群ルート
山頂は、将軍塚・群長塚などの散策ルート
西側は、大日山35号、ハイキング渓谷ルートなどを通ると、ゆるいトレランごっこもできます。
出典:JogNote
「紀伊風土記の丘」ウォーキング
和歌山に来た際はぜひお立ち寄りを!
※本文中の情報は引用元の情報に基づきます。実際に訪れる際には、事前に確認することをお勧めいたします
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