ずっと残したい近代建築―スゴイ和歌山市の建物5選

(出典:コロカル)

何気なく街を歩いていて「なんだか良い雰囲気だな」と思ったら、そこには、近代建築があるのかもしれません。 和歌山市にある、いつまでも残したいイイ建物をご紹介。 県庁以外、私有地なので立ち入り禁止!なので、外からそっと眺めてくださね。

美しいルネサンス様式の3階建てビル

西本組本社ビル(西本ビル)

和歌山市はかつては紀州徳川家の城下町として栄え、今では見る影もないが戦前までは江戸時代の名残を止める街並みが随所に残されていたといわれる。旧西本組本社ビルも、かつてはそのような街並みの一角に建っていたと思われる。
(出典:思いつくまま

出典:コロカル

昭和初期の建築としてはオーソドックスなネオ・ルネサンス様式だが、
他と異なるのは近代的な鉄筋コンクリート造りであるということだ。
外装は、1階が御影石(みかげいし)の化粧張りで、2階から上は茶色いタイル張り。
その切り替えがモダンな印象を与える。
<中略>
建物の外観と骨格は現代に受け継ぎ、
荘厳な姿はそのままに、静かに住宅街の中に佇んでいる。
コロカル

今は事務所やバレエスタジオとして使われているそう。

出典:blog.s_t

3階。
重みのある、良い空間ですねー。
結構天井高いです。
出典:blog.s_t

 

古き良き日本文化香る木造邸宅

加田家

昭和4年(1929)建築の木造平屋建 、瓦葺建物です。
三宝柑畑であった当地に、棟梁谷口亀三郎、補佐岡藤次郎が雁行型に伸びる主屋を、2年後に京都数寄屋大工平井儀三郎、笛吹嘉一郎によって不老庵、曉月亭の茶室が竣工しました。
内外に意匠を凝らした邸宅です。
和歌山市の文化財

 

出典:ワノコト

木造平屋建,桟瓦葺。
庭園に面して客間等の座敷を雁行形に配して縁を廻す。
正面中央の大玄関に入母屋の妻飾を3箇所を見せ,屋根軒下に下屋屋根を重ねるなど屋根に変化をもたせ,外観に工夫を凝らした意匠
ワノコト

 

加田家住宅は、和歌山城の南、三年坂の通りを南に入った藪ノ丁に位置する。西を正面としたほぼ長方形の敷地で、道路に沿って青石の塀が続き、ほぼ中央に表門を構えている。
<中略>
これらの建物は、昭和初期に当主加田芳彦(現当主の父親)が母親はる(現当主の祖母)の古稀を祝して建てたものであり、昭和初期における別邸建築の構成をほぼそのまま伝えている点で貴重である。
きのくに風景讃歌

普段は注目しない、浄水場も実は…

真砂浄水場

寺町通りにある真砂浄水場 道路からは見えませんが大正14年建築の古い建物です
行雲流水の如く

 

和歌山市吹上、道路からやや小高い丘にある浄水場の存在こそは知っているものの普段出入りすることもなく、また目に留まる事も少ない故、初めて訪れた瞬間にその雄大な空間に息を呑んだ。
<中略>
前述の建物が正面玄関に対してシンメトリーにデザインされているのに対し、建物の隅部に大きな開口部が儲けられている。
いずれの建物も基本的には合理的に設計されているのであるが所々装飾がなされ当時のデザインを垣間見る事ができる。
(出典:和歌山県建築士会

現役病院は元クラシックホテル

浜病院

昭和26年建築
和歌山市吹上2丁目
4本の円柱に支えられた庇が大きな特徴
(出典:和歌山県の近代建築探訪

出典:まんまる

出典:まんまる

もともとは進駐軍相手の旅館を目指したホテル、旧楽長ホテル。
エントランスや建物のあちこちに装飾が施されている。玄関ポーチの柱は大理石、2階にはスペイン瓦をのせた出窓。
戦後、衆議院議員だった今村長太郎氏により大工の岸谷氏を東京に招き都内の洋風建築を学ばせた。

昭和23年から3年をかけて外観を洋風にした外国人向けの楽長ホテルを完成。
進駐軍が少なくなった昭和20年代後半頃に、濱氏が購入し「濱病院」となった。
(出典:まんまる


うわぁーうわぁー言いながら写真を撮らせてもらってたら、受付にいたおじさんが、
二階にも建築当時の雰囲気が残っている部屋があると案内してくださった。

現在はロッカールームとして使われているという部屋はなんと当初はダンスホールだったとか。
天井の照明装飾も優雅で
周囲の壁には漆喰の薔薇のレリーフや付け柱などがあしらわれていて、まさにダンスホールの雰囲気だった。
(出典:m’s diary

誰もが知ってる、あの建物も凄かった!

和歌山県庁

 

1938(昭和13)年に完成した県庁舎本館。
正面玄関の階段を上がり、踊り場にあるのは、美しい壁面レリーフ。
(出典:撮影NAVI.COM

 

出典:COMMON CLUB

本館は1945(昭和20)年の和歌山大空襲でも焼け残った建物であり、昭和初期の建築物としても非常に貴重なものとなっている。
(出典:COMMON CLUB

実は、2013年に国登録有形文化財となっている

和歌山県庁本館が国登録有形文化財として登録されることになりました。この県庁本館は昭和13年に建築され、以降和歌山大空襲や戦後の復興発展を見守り続け、75年の長きにわたり県民に親しまれた和歌山県を代表する近代洋風建築です。
<中略>
特に知事室は、チーク材の腰壁と大きな暖炉を備え、風格ある空間となっており、戦後まもなく昭和天皇が和歌山県を訪問された際には、この部屋に宿泊されたこともありました。当然のことながら、知事室は面談や協議の場として、今も現役で使われています。
(出典:全国知事会

仁坂知事ら(1月18日・和歌山県庁知事室)
(出典:和歌山放送ニュース

https://twitter.com/satonokuma/status/436484801386655744?lang=ja

こうして見ると、和歌山市だけでも、心ときめく魅力的な近代建築がいっぱい。
散歩ついでに、そっと眺めてみませんか?和歌山市がもっと好きになりますよ。
所有者の迷惑にならないよう、そっと見学してくださいね。

※本文中の情報は引用元の情報に基づきます。実際に訪れる際には、事前に確認することをお勧めいたします

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