過去の傾向からみる、南海トラフ・和歌山エリアの地震まとめ【和歌山県】

出典:内閣府防災情報のページ

近いうちに和歌山にも来ると言われ続けている「南海地震」。南海トラフの事や、今まで和歌山で起こった巨大地震その他、想定地震による最大津波高と到着時間などをまとめてみました!もしもの時に備えてしっかり対策を考えましょう!!

和歌山で考えられる地震

南海トラフ地震

※上図:平成24年8月29日公表、内閣府「南海トラフの巨大地震モデル検討会・震度分布」。

南海トラフとは、駿河湾から九州沖合の海底に伸びている、深い溝状の地形のこと。
平成24年8月に内閣府から 「南海トラフの巨大地震による 津波高・浸水域等及び被害 想定」が公表され、県も平成 25年3月に、より詳細な津波 浸水想定を公表しました。

【想定地震】
東海・東南海・ 南海3連動地震〈マグニチュード8.7〉
【どんな地震】
南海トラフ沿いの3つの領域においては、約90年から150年周期で繰り返し 津波をともなう地震が起きてきた。3つの地震が同時に起こることを3連動とい い、特に大きな被害が予想される。

【想定地震】
南海トラフ 巨大地震 〈マグニチュード9.1〉
【どんな地震】
東海・東南海・南海地震の震源域より、さらに広域(日向灘を含む)の震 源域で地震が連動した場合の、最大クラスの地震のこと。 実際に発生したことを示す記録は見つかっておらず、発生頻度は極めて低い が、仮に発生すれば、極めて甚大な被害が予想される。

※マグニチュード(Mと表記)が1大きくなると地震エネルギーは約32倍、2大きくなると約1,000倍となる。

出典:和歌山県総務部危機管理局総合防災課

中央構造線による地震(活断層の地震)

地面が何万年もかけて何度もずれ動いてい る境目を活断層といいます。通常千年から数 万年の間隔で地面がずれ、その時地震が発生 します。中央構造線とは西南日本のほぼ中央を縦断 する大断層であり、和泉山脈南縁が活動した 場合、大きな被害が予想されます。

出典:和歌山県総務部危機管理局総合防災課

南海トラフ地震の過去の発生状況

和歌山県に被害を及ぼした地震

和歌山県では昔から約90年から150年周期で繰り返し発生している南海トラフの地震により、過去に大きな被害を受けてきました。

南海地震

出典:気象庁

●1707年10月28日(宝永4年)-宝永地震-(マグニチュード8.6)

わが国最大級の地震の一つ。全体で少なくとも死2万、潰家 6万、流出家 2万。震害は東海道・伊勢湾・紀伊半島で最もひどく、津波が紀伊半島から九州までの太平洋沿岸や瀬戸内海を襲った。津波の被害は土佐が最大。室戸・串本・御前崎で 1~2m隆起し、高知市の東部の地約 20km2が最大 2m沈下した。遠州灘沖および紀伊半島沖で二つの巨大地震が同時に起こったとも考えられる。
紀伊半島東岸では推定波高5~10m。〈南勢町・南島町〉で死者271、錦〈紀勢町〉25。長島死者500余。新鹿〈熊野市〉死者24、尾鷲で流失家屋610、流死 530〔1千余〕。
紀伊半島西岸では、推定波高4~6m、広で850軒中、150軒崩れ、700軒流失、死者292、湯浅組750余戸のうち流失367、死者65〔41〕、田辺倒壊274、流失269、流死24〔37〕、周参見死者134、広川192。

出典:古地震.net

【-147年後-】

●1854年12月23.24日(安政1年)- 安政南海地震-(マグニチュード8.4)

津波の状況や、被害を1854年12月23日の安政東海地震と区別することがむずかしい。潮ノ岬以西の津波の被害はおおむねこの地震によるもののようである。震害も大きかったが、津波の被害も大きく、紀伊半島・四国の沿岸では震害と津波の被害の区別がつきにくい。
紀州沿岸熊野以西大半流失。紀州領(勢州領分を含む)潰破損家1万8千余、流失約8500、流死約700。広・湯浅推定波高4~5m、併せて全壊約20、流失家屋300余、死者約60。紀伊田辺領潰250余、流失530余、死者24。袋港で約7m。津波は北米沿岸に達した。

出典:古地震.net

【-90年後-】

●1944年12月7日(昭和19年) -東南海地震- (マグニチュード7.9)
東南海地震
東南海地震

(出典:勝浦LC事務局ブログ<新>

紀伊半島沖から遠州灘西部を震源域とする巨大地震。被害は静岡・愛知・三重の3県で大きく、岐阜・大阪・和歌山の3県がそれに次ぎ、山梨・石川・福井・滋賀・兵庫の4県でも少数の全壊家屋を生じた。
地震による被害は御前崎から濃尾平野に至る沿岸部・平野部で大きく、熊野灘沿岸では津波の被害が大きかった。津波が伊豆半島から紀伊半島まで襲った。熊野灘沿岸でとくに大きく、波の高さ8〜10m、新鹿〈熊野市〉で8.4m、和歌山県浦神で6.2m。伊勢湾・渥美湾内では1m内外、遠州灘沿岸で1〜2m。御前崎で約2m、伊豆下田2.5m、水死者三重県下で144、和歌山県下で45

出典:古地震.net

【-3年後-】

1946年12月21日(昭和21年)-南海地震- (マグニチュード8.0)

南海地震 南海地震
左→新宮市の家屋被害状況
右→田辺市名喜里における津波浸水・流失被害状況(出典:特定非営利活動法人 大規模災害対策研究機構

南海道沖の巨大地震。上記震央は震源域の東端に近い。被害は、中部地方から九州に及び、震害より津波の被害の方が大きかった。
津波は房総半島から九州までの沿岸を襲った。地震後10分もたたないうちに来襲したところもある。波高は三重・和歌山・徳島・高知県沿岸で4〜6m、新庄村〈田辺市〉では630戸中流失79、浸水401、全壊50、半壊35、死26、地震による倒壊は2〜3。土佐清水では2.2m。津波はハワイやカリフォルニアにも達し、波高7〜25cm。
全体で死1330[1362、行方不明102]家屋全壊11591[11506]、半壊23487[21972]、流失1451[2109]、焼失2598[2602]。広範囲な地殻変動を伴い、室戸岬1.27m、潮岬0.7m、足摺岬0.6m隆起、南上りの傾動を示した。 (出典:古地震.net)

想定地震による津波の最大津波高・到着時間

東海・東南海・南海3連動地震 & 南海トラフ巨大地震

【東海・東南海・南海3連動地震】
●和歌山市
最大津波高:6m  平均浸水深:0.8m  第1波最大津波到達時間:53分
●有田市
最大津波高:5m   平均浸水深:0.8m  第1波最大津波到達時間:41分
●白浜町
最大津波高:7m   平均浸水深:2.4m  第1波最大津波到達時間:10分
●串本町
最大津波高:10m  平均浸水深:2.6m   第1波最大津波到達時間:5分
●那智勝浦町
最大津波高:8m  平均浸水深:2.3m  第1波最大津波到達時間:10分

【南海トラフ巨大地震】

●和歌山市
最大津波高:8m  平均浸水深:1.5m  第1波最大津波到達時間:40分
●有田市
最大津波高:10m   平均浸水深:1.5m  第1波最大津波到達時間:33分
●白浜町
最大津波高:16m   平均浸水深:4.3m  第1波最大津波到達時間:12分
●串本町
最大津波高:17m   平均浸水深:5.7m    第1波最大津波到達時間:3分
●那智勝浦町
最大津波高:14m   平均浸水深:4.5m  第1波最大津波到達時間:3分

津波からの避難

南海地震

津波から身を守るには、より高く、より安全な場所に避難することが重要となります。
緊急時に備え、あらかじめ避難先や避難経路を確認しておきましょう。

 

※いつ地震・津波が来るか分かりません!いざという時の事を考えて、津波・地震対策はご家族でしっかり考えて準備しておきましょう!!

※本文中の情報は引用元の情報に基づきます。

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