銅像・石像でたどる名だたる和歌山の偉人part2

出典:橋本屋吉次郎電子日誌

part1に続き、和歌山の銅像・石像に注目。彼らは何かしらの功績を残したからそこに居るわけで…。でも、観光地やまちなか、近所のお寺などにポツンとたたずんでいる銅像・石像に目を向ける人は少なく…。新しい“和歌山旅”の楽しみ方の一助に!

異国の地でとった勇気ある行動

ヨハネス・クヌッセン

1957年(昭和32年)2月10日、デンマークの貨物船エレン・マースク号は和歌山県日ノ御崎沖の紀伊水道を航行中、日本船が炎上しているのに遭遇。天候は悪く海上は大荒れの中、すぐさま乗組員の救助に向かい海に落ちた日本人の船員を助ける為、機関長として乗り組んでいた「ヨハネス・クヌッセン機関長」は自らの命もかえりみず海に飛び込み殉難。日本船員を救おうとして殉難したクヌッセン機関長の行動は、当時の日本で大きな話題となり日本政府は勲五等双光旭日章を贈りました。
その勇敢な行動は顕彰され日本とデンマークの友好と交流の象徴として語られています。

美浜町日ノ岬の高台には国境を越えた「海の男の友情、勇気ある行動」をたたえた顕彰碑と胸像が、関係町村と関西デンマーク協会によって建てられおり、異国の海に消えた勇者と冥福と航海の安全が静かに祈り続けられいます。
また、2002年のサッカー日韓ワールドカップの際にデンマークチームは和歌山をキャンプ地に選ぶなど、半世紀過ぎた今もなお、クヌッセン機関長によって結ばれた日本とデンマークとの友好関係は続いています。

【銅像設置場所】
◇日の岬パークそば(美浜町)

戦国最強の鉄砲集団

雑賀孫一

鈴木孫一とも呼ばれ鉄砲集団傭兵集団・雑賀衆の鈴木氏が代々継承する頭領の名とし、鈴木重秀が最も有名で石山合戦では多くの雑賀衆と共に本願寺派として参戦し、織田信長を苦しめたとされ「雑賀衆を味方にすれば必ず勝ち、敵にすれば必ず負ける」と戦国最強の鉄砲傭兵集団として恐れられていました。拠点でもあった南海和歌山市駅前周辺のシンボルとして現在、雑賀孫一の木像が設置されています。

現在、和歌山を元気にしようと「孫一まつり」などイベント開催し、紀州雑賀鉄砲衆による鉄砲演武などを行い孫市の街を全国にPRしています。

【木像設置場所】
◇南海和歌山市駅(和歌山市)

津波から村人を守る

濱口梧陵

和歌山県有田郡広川町出身の実業家。醤油醸造業を営む濱口儀兵衛家(現・ヤマサ醤油)当主で、七代目は濱口儀兵衛を名乗った。安政の大地震の津波が広村に襲来、自身の田にあった藁の山に火をつけ安全な高台にある広八幡神社への避難路を示す明かりとし、速やかに村人を誘導し多くの村人を救った。この功績が「稲むらの火」と題され今もなお津波防災の象徴として広く語り継がれています。

梧陵が残した防災の精神は、今も広川町の人々に根付いている。小学校では副読本として梧陵が紹介され、“稲むらの火まつり”“津波まつり”といった町のイベントには、子供たちが参加している。地域では自主防災組織が組まれ、頻繁に役場と連動した避難訓練が行われている。
(出典:楽園からスタート)

【銅像設置場所】
◇広川町役場前(広川町)

江戸時代の豪商

紀伊国屋文左衛門

紀州湯浅(和歌山県有田郡湯浅町)の出身。文左衛門が20代の頃、紀州みかんや塩鮭で富を築いた話が伝えら、江戸時代前期から中期の豪商。元禄期を代表する商人のひとりで「紀文」の通称で知られ、若い頃に暴風雨のなか紀州から船を出し江戸へ紀州みかんを運び巨利を得た、いわゆる「みかん船伝説」は気分の出世エピソードとして有名だが、伝説化され史実かは不明。
また、老中柳沢吉保に取り入り、幕府の御用達商人となる。中でも上野寛永寺の用材調達で投機的に巨万の富を得た。吉原で奈良屋茂左衛門と大尽遊びを競った話など、豪遊伝説が残る。柳沢吉保失脚後に廃業、落魄した生活を送ったという。

荒海にくり出した紀伊国屋文左衛門の若かりし日の姿が建てられています。
【銅像設置場所】
◇JR湯浅駅付近(湯浅町)

九度山焼きの金太郎

米金の金時像

 大河ドラマ「真田丸」の舞台で注目を集めている九度山町にある、九度山焼の金太郎像。高さ約2m幅1mもあり、全国的にも珍しい特大サイズで井端荘平(南紀荘平)という陶芸家が大正時代の初め頃に九度山に設けた窯で焼き上げた「九度山焼」の代表作品です。
「米金」というのはお店の屋号のようですが、米屋であったという話と、薬局・医院であったという話があり、定かではないようです。

 【銅像設置場所】
◇真田庵(善名称院)から北東へ約100mの商店通り沿い(九度山町)

※本文中の情報は引用元の情報に基づきます。実際に訪れる際には、事前に確認することをお勧めいたします
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