紀州藩の至宝。紀州焼物の代表的な陶磁器「男山焼」を知ろう【和歌山】

南紀男山焼は、崎山利兵衛が紀州藩の全面的な支援のもとに窯を開き、明治11年(1878)までの50年余りにわたり焼き継がれた紀州焼物の代表的な陶磁器です。窯場は、広八幡神社の東の小高い丘(男山)の南面に当り、その敷地内に入る相当広い窯器場でありました。そして大規模な登窯などもそなえ、陶磁器の生産量は紀州一を誇りました。ここではそんな男山焼の概要について紹介します。

南紀男山焼とは?

南紀男山焼

南紀男山焼は、文政10年(1827)崎山利兵衛が、当時の紀州藩の全面的な支援のもとに窯を開き、明治11年(1878)までの50年余りにわたり焼き継がれた紀州焼物の代表的な陶磁器です。
窯場は、広八幡神社の東の小高い丘(男山)の南面に当り、その敷地内に入る相当広い窯器場でありました。そして大規模な登窯などもそなえ、陶磁器の生産量は紀州一を誇りました。
原料の陶石は広川町山本の庚申山から、陶土は広川町周辺から採ったといわれ、販売は有田市の宮崎(箕島)陶器商人によって江戸、大阪をはじめ全国各地に船で積み出されました。

製品は主に庶民の日用雑器が多く、今も素朴な美しさと作った人のぬくもりを伝えていますが、なかには陶工のひたむきな美の追求の結果生れた、すばらしい作品もあり、高い評価とともに紀州の名品と、いまも人々に愛されています。
そこには陶工として、また経営者として卓越した手腕を発揮した崎山利兵衛を中心に、名人気質の陶工 土屋政吉(光川亭仙馬)や、その他たくさんの陶工たちの優れた技と情熱によって花ひらいた窯であり、紀州の名産と、いまも人々にいわれる由縁でもあります。
出典:広川町

名工、崎山利兵衛とは?

崎山利兵衛 さきやま-りへえ

1797-1875 江戸後期-明治時代の陶工。
寛政9年生まれ。紀伊(きい)有田郡(和歌山県)の人。海部郡(あまぐん)宇須で高松窯をひらく。文政10年和歌山藩の許可をえて,郷里に男山(おとこやま)焼の窯をひらき経営にあたる。藩主徳川治宝(はるとみ)のあつい保護をうけた。明治8年2月死去。79歳。養子が2代をつぐが,明治11年廃窯。
出典:コトバンク

技術のの伝承に努める、男山焼会館

男山焼会館 外観

男山焼会館 館内

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染付薬玉水差

平成4年に開館した男山焼会館では、当時の作品を展示するとともに、陶芸教室などを通じて、男山焼の伝承に努めています。
出典:広川町

陶芸体験もできるみたいですよ!

1ヶ月ほど前には予約していないといけないようなので、事前にきちんと確認しよう!

広川町男山焼体験館陶芸体験
実施期間 通年
受入対象年齢 5才以上
1回の人数 10~ 40人
体験所要時間 2時間
体験料金 1人あたり2,000円 町内団体は200円
体験料金に含まれないもの 完成作品の送料
準備物・服装等 汚れてもよい服装
体験PRポイント 陶芸の技を体験できます。

広川町男山焼体験館(担当:松野)
TEL:0737-64-0881

出典:ほんまもん体験

現代に男山焼を伝える陶芸家
加藤ほうあんさん

南紀男山焼は紀州における幻の名窯です。
西暦一八二七年(文政十年)に、紀州十代藩主徳川治宝候の庇護を受け、崎山利兵衛によって開窯されました。(中略)おこがましくも、復元に近い形で何とか現在の「南紀男山」として製作に励んでおりますが、昔日の南紀男山にはおよびもつかないものと思います。
今後も努力を重ねて、より良き、愛され御使用願える製品をつくっていきたいと思っておりますので、よろしく御指導、御鞭撻下さいますようお願い致します。
出典:楽天

 

こんなのもありますよ。

 

なんでも鑑定団にも出品されていました、
気になる評価額は??

2016年7月12日放送の「出張!なんでも鑑定団」のコーナーは湯浅町。
知っている人が出演したよ!という人もきっといるでしょうね。

男山焼 なんでも鑑定団

非常に良い作品。紀州では江戸後期に偕楽園焼など様々な焼き物が開かれたが、南紀男山もその一つ。紀州藩十代藩主徳川治宝の支援を受け、1827年に開かれてだいたい50年くらい活動が続いた。耳の部分は鳳凰の頭を象った非常に見事なもの。また面白いのは表側が牡丹の花で、その裏側に葡萄が描かれている。これは少し珍しい。
出典:開運!なんでも鑑定団

いかがでしたでしょうか。その昔、ひと世代を極めた男山焼、惜しまれつつも廃釜となりましたが、現代にもその素晴らしさは伝わっています。博物館などに足を運んで、紀州の逸品を体感してください。

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