初のジュニア県展始まる 3部門に4800点

子どもたちの作品を楽しむ来場者

次世代のアーティストを育み、美術力の向上を応援するため、県が県内の小中学生、特別支援学校の小・中学部生を対象に募集した第1回「県ジュニア美術展覧会」(ジュニア県展)が2日、和歌山市吹上の県立近代美術館で始まった。

同館、県美術家協会などが共催。県文化国際課によると、高校生以上を対象としている公募展「県美術展覧会(県展)」の出品者の年齢が50、60、 70代で全体の約6割を占めている現状から、子どもの頃から創作に取り組む人を増やし、いずれは県展にも出品してもらうことを目指し、ジュニア県展を企画 した。

作品は3部門で募集し、出品数は絵画2764点、書1897点、立体(粘土や彫刻)126点の計4787点。最優秀賞に、絵画は西端勇人君(上岩出 小3年)、書は瀬戸なずなさん(中央小4年)、立体は西本朱里さん(貴志小6年)が選ばれた。入賞はこの他、優秀賞各部門4点、特別賞計48点、入選計 475点となっている。

会場には入賞・入選の538点を展示。生き物や風景、人物などを描いた絵画、美しい文字の書のコーナーでは完成度の高さに驚きの声が聞かれ、立体では、紙粘土のクジラや飛行機、紙製のレーシングカーなどが視線を集めていた。

孫の作品を見に来た橋本市の浦木優さん(72)、逸子さん(66)夫妻は「子どもの視点でしか制作できないような作品ばかりで感動しました」と話していた。

同館での展示は6日まで。午前9時半から午後5時(6日は3時)まで。その後、巡回展を新宮市立総合体育館(16~20日)、橋本市の県立橋本体育館(来年1月13~17日)、上富田町の上富田文化会館(同20~24日)で順次行う。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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