澤クヮルテット25周年 15日に記念演奏会

「生演奏を楽しみましょう」と鳴神会長(左)と上野山さん

和歌山市出身のバイオリニストで東京芸術大学音楽学部長の澤和樹さん率いる「澤クヮルテット」の結成25周年を記念した演奏会が15日午後7時(開場6時半)から、西高松の県立図書館2階「メディア・アート・ホール」で開かれる。60年以上クラシック音楽を聴く、和歌山アナログレコード倶楽部の鳴神菫夫(ただお)会長(84)は「和歌山で弦楽4重奏を生で聴くことは少なく、とても貴重な機会」と当日に胸を躍らせている。

澤クヮルテットはバイオリン、ビオラ、チェロの奏者4人でつくり、平成2年11月に結成。メンバーは結成以来変わらず、バイオリンは澤さんと大関博明さん、ビオラは市坪俊彦さん、チェロは林俊昭さん。今回の演奏会は、結成して初めて東京駅丸の内北口で演奏したプログラムを再現しており、モーツァルトの弦楽4重奏曲第14番「ハイドン・セット第1番」、ベートーベンの弦楽4重奏曲第11番「セリオーソ」などが演奏される。

同倶楽部の上野山ひろあきさん(55)も演奏会を心待ちにする一人。「4重奏は指揮者を置かずにメンバーが間合いを取り、息の合った演奏で魅せる。会場が広すぎても狭すぎでもいけないので、中規模のメディア・アート・ホールで聴けることは楽しみ」と話す。

鳴神さんは約15年前、大阪で開かれた澤クヮルテットの公演に伺った。「レコードでは味わえない奏者の掛け合いを目の当たりにしてクラシックを聴く姿勢が変わりましたね」と振り返り、「貴重な生演奏をたくさんの方と一緒に聴きたいですね」と笑みを浮かべた。

全席自由。前売り3000円、当日4000円。問い合わせは同館(℡073・436・9530)まで。

記事元:わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

この記事が気に入ったら「いいね!」してね