鈴木姓発祥の地でCM 沖縄映画祭に出品

撮影カットを確認する志場さん(中央)と出演者たち

来年4月に沖縄県で開かれる「第8回沖縄国際映画祭」のプログラムの一つ「全国都道府県JIMOT CM COMPETITION」のノミネート作品を制作するため、海南市藤白の鈴木屋敷(藤白神社境内)で10日、撮影が行われた。地域の魅力を詰め込んだCMを監督するのは同市在住の志場泰造さん(36)。「鈴木姓発祥の地を全国の皆さんに知ってもらいたい」と力を込める。

同プログラムは、地元愛あふれる人のアイデアを基に、映画祭に協賛する吉本興業の芸人が制作を手伝い、共に作り上げる。沖縄県全41市町村、全国都道府県、海外の3部門があり、志場さんの作品は全国都道府県部門に出品される。

志場さんは、前回の同映画祭で上映された、海南市が舞台の映画「ISHICHI」でもプロデューサーを担当した。今回のCMのタイトルは「鈴木不足」。吉本興業から、紀美野町出身の谷坂俊輔さん(30)、美浜町出身の東岸誠さん(30)のコンビ、和歌山県住みます芸人の「わんだーらんど」を迎え、鈴木姓発祥の地とされる同市の魅力を30秒間のCMで表現する。

作品のテーマは「ふるさとがえり よみがえり」。わんだーらんどが国指定史跡の藤白王子跡や藤白神社、鈴木屋敷を巡るロケ中、ひょんなことから古来、熊野信仰を各地に広めてきたという熊野比丘尼(くまのびくに)や鈴木さんの先祖と出会い、海南市から出て行ってしまった鈴木さんの「ふるさとがえり」を待ちわびている光景を目の当たりにするというストーリー。

この日の撮影には地元の有志約20人もエキストラとして参加。出演者の登場の仕方などのアイデアを出し合いながら、和気あいあいと撮影が進められた。

志場さんは「熊野古道は『よみがえりの旅』。その旅の入り口に鈴木屋敷がある。全国第2位の鈴木姓の発祥の地である海南市に、全国の鈴木さんが訪れる機会になれば」と願いを込めている。

作品は来年2月中旬から3月下旬に全国都道府県JIMOT CM COMPETITIONのホームページ(http://oimf.jp/jimot.php)で紹介され、WEB投票の受け付けが始まる。映画祭当日にグランプリ作品が発表される予定。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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