港でコンテナ船が座礁 海保が乗員を救出

座礁したコンテナ船(11日午前9時、和歌山北港魚釣り公園)

和歌山市に暴風・波浪警報が発表された11日未明、湊の和歌山北港魚釣り公園で、防波堤に沿って設置された消波ブロックでコンテナ船が座礁する事故があった。船には、5人が乗っていたが、関西空港海上保安航空基地所属のヘリで全員救出され、けが人もなかった。和歌山海上保安部によると、座礁したのは山口県防府市の港に籍を置く「つるみ」(全長約80㍍、499㌧)。事故当時、アンカーを降ろして停泊していたが、3~4㍍の高波によりアンカーごと移動してしまったという。損傷した船からは、油流出の可能性もあり、波が収まるのを待って、船の引き上げや油の回収作業に入る予定。海保が撮影した映像には、隊員がヘリからコンテナ船に向けて降下し、揺れる船にしがみつきながら助けを待つ船員らを救出する緊迫の場面が収められていた。

◇和歌山市によると、市内は午前4時28分に暴風、5時21分に波浪警報が発表され、市は暴風警報の発表と同時に災害警戒本部を設置。両警報は7時50分に解除されたことを受け、8時10分には警戒本部を解散した。大川・深山地区では180軒(大川60軒、深山70軒、加太50軒)が停電。7時35分現在、大川は復旧したが、他120軒は継続している。井ノ口ではバイクに乗った70代女性が単独で転倒し、救急搬送された。女性は右太ももを骨折の疑い。河西橋は警報により一時通行止めとなった。

記事元:わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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