中国の高校生が蒔絵体験 外務省交流事業

丸盆にカシュー塗料を塗っていく高校生たち

外務省の青少年交流事業「JENESYS2・0」で、中国の高校生が8~16日の日程で来日している。10日には、紀州漆器が特産の海南市船尾にある紀州漆器伝統産業会館(うるわし館)を訪れ、伝統工芸「蒔絵」を体験した。

海外青少年の日本への関心を高め、訪日外国人の増加などを目指す事業。日本国際協力センターがプログラムを企画、運営している。参加者は和歌山の他、東京、滋賀、愛知を訪れ、各所で伝統文化の体験や高校生との交流を行う。

和歌山には、同センターが受け入れた123人のうち63人(引率7人、高校生56人)が訪れた。同館に到着した一行は紀州漆器協同組合のメンバーから蒔絵について聞き、実際に体験。丸盆に下書きされたツバキやチョウといった絵柄に沿って慎重にカシュー塗料を塗った。

その後、赤や紫など7色の粉からメンバーが高校生に希望の色を聞き、塗料を塗った上に蒔いた。余分な粉をはけで払い、きれいに色が現れる様子を高校生は目を輝かせて見つめていた。

11日には和歌山市の名勝・和歌の浦や紀州東照宮を見学した他、日高高校を訪れ、和歌山の高校生と交流した。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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