クリスマストレインで演奏 JR和歌山線

列車内で演奏する県立和歌山高校の生徒ら

JR和歌山線の列車をコンサート会場とした「クリスマストレイン」が19日に運行され、県立和歌山高校(和歌山市新庄、嶋田博文校長)の総合音 楽部吹奏楽班17人が奏でる音楽を、乗客や駅利用者が楽しんだ。

同線の活性化を目指し、沿線に位置する同校とJR西日本のコラボレーションで実現した初の運行中の車内でのコンサート。同校の生徒会がJR西日 本和歌山支社と企画を練り、総合音楽部吹奏楽班が演奏に向けて練習を重ねてきた。
この日、粉河駅を出発する列車の後部にコンサートエリアが設置され、和歌山駅に向けて進行。同班はサンタクロースやトナカイといった衣装で登場 し、演奏が始まった。

生徒たちは揺れる車内で息の合ったハーモニーを披露。クリスマスシーズンにちなんだ「Xmas Swingin’」をはじめ、映画「STAND  BY ME ドラえもん」の主題歌「ひまわりの約束」などの曲が演奏され、車内は大いに盛り上がった。

和歌山駅に到着すると、駅コンコースでコンサートの第2部が幕開け。多くの駅利用者が見つめる中、Happy Happy Happy  Xmas」や、同校オリジナルの振り付けをアレンジした「故郷in Swing」などが演奏された。

2年生で総合音楽部吹奏楽班の副部長、小川紗季さん(16)は「いつも電車を利用しているので、盛り上げたかった。初めてだったので揺れが不安 だったが、譜面台をガムテープで固定したりして工夫した」と話し、演奏を終えると「拍手がとても大きくてうれしかった」と笑顔。

列車内でコンサートを体験した山下かおりさん(40)は「電車だけどコンサートホールみたい」と話、娘のゆりさん(7)は「知ってる曲があっ て楽しかった」とにっこり。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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