高畑―松ヶ峯を短縮へ 国道にトンネル整備

トンネル工事の予定地

紀美野町の高畑―松ヶ峯間を結び、来年3月の完成を目指している「国道370号仮称1号トンネル」(536㍍)の工事の安全祈願祭が3日、同町の十三神社で行われ、施工業者や行政関係者ら約30人が工事の無事を祈った。

発注は海草振興局建設部海南工事事務所、施工は㈱小池組(和歌山市六番丁、小池康之代表取締役)と益田工業㈲(同市鳴神、益田直輝代表取締役)でつくる「小池・益田特定建設工事共同企業体」が請け負う。

大きな曲がり道が続く現国道の高畑―松ヶ峯間の線形不良を解消し、交通の利便性を高めるため、県は平成24年度にトンネル工事を事業化し、25年2月から着手した。全体事業費は約23億円。開通すると現国道の同区間約1・8㌔が536㍍に短縮される。

工期は昨年9月4日から29年3月31日までで、今後、掘削や排水整備などの大型工事が本格化。祈願祭には小池代表、益田代表をはじめ、寺本光嘉町長、小椋孝一町議会議長、鐵尾義治・海草振興局建設部部長らが出席。同神社の美野隆義宮司による神事では、作業員の安全などを祈る祝詞を読み上げた。その後、出席者は玉串をささげ、神酒を受けた。

寺本町長は「370号は命の道。スムーズに工事が進むことを祈ります」、施工者を代表し、小池代表は「来年3月の完成をみんなで気持ちよく迎えられるよう、身を引き締め、細心の注意をはらって工事を進めていきたい」と話した。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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