迫力の「だんじり幕」展示 粉河祭PR

展示されているだんじり幕

紀州三大祭の一つ「粉河祭」の魅力を紹介しようと、紀の川市粉河の大門前の旅館「三笠館」跡地で、「水引幕」「行燈幕」「傘幕」のだんじり幕を展示している。26日までの毎週土曜日。

同寺や古民家山﨑邸などの歴史的な建物や、地域の商店街にひな人形を飾る「粉河とんまか雛通り」(同実行委員会主催、児玉かよ子委員長)の一環。とんまか通りを舞台にだんじり幕を展示するのは初めてとなる。

会場には、中町と北町のだんじり幕10枚を展示。行燈幕は縦93㌢、横410㌢と最も大きく、迫力ある立体的な刺しゅうが来館者の目を楽しませている。

中町の水引幕の題材は「前九年の役」。平安時代後期、源氏と安倍氏による12年間の戦いの名場面を4枚の幕にまとめている。北町の水引幕の題材は安土桃山時代、賤ヶ岳の合戦の「佐久間玄蕃(さくまげんば)太閤本陣単騎乗込乃図」。柴田勝家の家臣である玄蕃と羽柴秀吉勢との戦いの様子が4枚の幕にあしらわれている。

建物ではひな人形も展示中。実行委は「地元の宝を再発見できた。他の町にも協力を呼び掛け、これからも展示を続けていきたい」と話している。

入館無料。開館時間は午前10時から午後4時まで。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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