世界児童画展で文科大臣奨励賞 まつえ幼

入賞したまつえ幼稚園の園児ら

世界最大規模の児童画コンクール「第46回世界児童画展」で、和歌山市松江中のまつえ幼稚園(額田光昌園長)が、団体の部最高賞の文部科学大臣奨励賞を受賞した。個人の部では、国内外の応募総数約7万7000点の中から、10点に贈られる特別賞・日本美術教育連合賞を塚ゆいさん(4)が受賞し、7人が特選・入選、42人が佳作に選ばれた。

「世界児童画展」は1970年の大阪万国博覧会を機に始まり、子どもが自ら創り出す造形文化の推進、支援と、国を超えて世界の人々をつなぐ国際相互理解などを目的に開かれている。主催は公益財団法人美育文化協会。外務省、文部科学省などが後援。今回は国内の部に約5万1000点、海外の部に43カ国・地域から約2万6000点の応募があった。

塚さんの受賞作品は「きりんが草を食べているところ」。画面の中央にキリンが大きく描かれ、その周りに草や生き物たちがカラフルに配置されている。入賞した園児の作品は、花や恐竜、運動会の玉入れなど題材はさまざまで、パステルクレヨン、絵の具などで描いている。

同園は「創造性豊かな感性を育む」ことを教育方針とし、造形、音楽、体操など総合的な取り組みを行っており、園児が体験したことが絵の題材になることも多い。職員は造形、音楽、体操の分野でチームに分かれて指導法の研究を行っており、絵画については専門家を年に数回招き、職員が研修を受けている。

園として文部科学大臣奨励賞を受賞したことについて額田園長(72)は「園児の感性を育む取り組みを継続できているのは職員と園児、職員間の信頼関係があるから。普段の活動にご褒美が頂けた思いで光栄です」と話している。

絵画展の表彰式は28日に東京国立博物館で行われるが、同園では10日、一足早く園児の表彰を行い、入賞の園児らに賞状を贈呈。園児らは「絵を描くのは楽しい。黒が好き。水色が好き。どの色も好き」などと口々に話していた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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