観光客数過去最高の3334万人に 27年県内

観光客の増加について所感を述べる 仁坂知事

県への平成27年の観光入り込み客数は約3334万5000人(前年比108・2%)で、昭和34年の調査開始以降、史上最高となった。前年から約252万4000人増加し、県長期総合計画(平成20~29年度)の目標観光客数3300万人(達成予定年度=29年度)をも上回った。

日帰り客数も最高の約2765万9000人(前年比107・9%)を記録し、前年より約201万9000人増加。宿泊客数も約568万6000人(同109・7%)と大きな伸びを見せた。

県は要因として、①10年近く継続してきた、テレビ、新聞、雑誌などのメディアを活用した県の魅力発信②平成25年の「伊勢神宮式年遷宮」、26年の世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」登録10周年、27年の「高野山開創1200年」と、3年間続いた「ゴールデンイヤー」の取り組み③国の地方創生関連交付金を活用し、「和歌山へのお得な旅」などを提供した「和みわかやまプレミアムキャンペーン」の実施④高野山開創1200年を契機とした高野山の集中PRや、双子パンダが生まれた白浜のパンダブーム⑤紀勢自動車道、京奈和自動車道、那智勝浦新宮道路の高速道路の延伸――の5つを挙げている。

29日の定例会見で仁坂吉伸知事は、「かつて白浜は新婚旅行のメッカだったりと、観光客は和歌山を目指してきたが、他の観光地が伸びてきたことなど、いろんな事情で相対的に後退していた。ただ考えてみると、自然はきれいだし、おいしい物や文化遺産はいっぱいあるし、こんなにええ所はないぞと努力してきた結果、『石の上にも10年』でだんだんと当たってきた」と所感。ただ、宿泊客数は昭和48年の過去最高年(704万4000人)を上回ってはおらず、「まだ夢は途中。通過点だと思っている。継続的にもっともっと頑張っていく」と述べた。

記事元:わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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