薬局機能の車両で支援 県薬剤師会熊本へ

派遣されたモバイルファーマシーと薬剤師たち(県薬剤師会館前で)

熊本地震の被災地を支援するため、薬局機能を持った車両「モバイルファーマシー」と県薬剤師会(稲葉眞也会長)の薬剤師7人が19日夕方、和歌山市雑賀屋町の県薬剤師会館を出発した。熊本県薬剤師会の指揮の下、同車両内での調剤、医薬品の仕分け、服薬指導、健康相談などに従事し、24日に帰還する予定。

同車両は巨大地震に備えて同会が県の補助を受けて平成26年2月に購入。最大500品目の医薬品を積載し、分包機、電子天秤、保冷庫など医薬品供給に必要な器具をはじめ、自家発電機やトイレ、シャワーなども完備している。

宮城、大分、広島の3県薬剤師会と合わせて全国に4台しかなく、現在、大分、広島の車両も被災地に派遣されているが、いずれも今回が初の実践という。

22日には第2班として薬剤師4人も出発。第1班から業務を引き継ぎ、26日に帰還する予定。

第1班リーダーの稲葉会長は「困っている人を助けるのが医療者の使命。(東日本大震災の)南三陸の被災地では、薬を冷やすための保冷庫などの設備がなく悔しい思いをしたので、それをどれだけ克服できるか確認してきたい」と話した。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。