待望の牛乳販売開始 黒沢牧場リニューアル

牛乳瓶を手に上芝代表㊨と舞子さん

近畿で唯一、牛の山地酪農をしている海南市上谷の黒沢牧場がリニューアルし、15日に売店「ミルク工房」がオープン。5月1日にはドッグランが開設される。これまでは牛乳を持ち帰るための処理設備などが整っておらず、待望の新鮮な牛乳や加工品の直売開始。同牧場の上芝卓司代表理事(40)は「自然豊かな土地で育った牛乳を楽しんでもらえたら」と話している。

同牧場は標高約500㍍に位置し、隣接するレジャー施設「黒沢ハイランド」と合わせて約100㌶の面積を誇る。山地での牛の酪農では国内有数の牧場とされ、現在は36頭を飼育している。

来場者から多く寄せられていた「牛乳を持ち帰りたい」との声に応え、新たに牛乳の殺菌や瓶詰めを行う工場と売店を設けた。朝夕の2回、牛乳を搾り、本来の栄養素を損なわないよう低温殺菌。同牧場の牛乳は濃厚でありながら後味がすっきりとしているのが特長だ。

煮詰めた牛乳にクエン酸と乳酸を加えた自家製の乳酸飲料も新発売。売店の上芝舞子さん(38)は「ゆくゆくはクラムチャウダーなど牛乳を使った料理も提供したい。黒沢牧場ならではのレシピを考えていけたら」と話している。

売店では、ソフトクリーム、コーヒーやカフェオレなどのドリンク、牛の模様をイメージしたロールケーキなども販売。店前の芝生スペースには机といすが設けられ、くつろぐことができる。

売店横には5月1日、ドッグランが開設される。

愛犬と訪れる来場者も多いため、存分に遊べるスペースをと、広さ約3500平方㍍を確保。小型犬エリア(10㌔㌘未満)とフリーエリア(体重制限なし)に分けられている。安全な利用のために入場には条件があり、リードを離せるのは1人1匹、愛犬から目を離さないなどのルールを設けた。

整備を担当した黒沢ハイランドの上芝洋平さん(38)は「自然の中でのびのびと、愛犬と楽しい時間をお過ごしください」と話す。

牧場は悪天候を除き年中無休。午前9時~午後7時。入場料は中学生以上400円、2歳児以上200円、2歳児未満は無料。売店の営業は午前10時~午後4時。水曜定休。ドッグランも午前10時~午後4時。利用料はなく、申し込み不要で自由に遊ばせることができる。

問い合わせは同牧場(℡073・487・1677)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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