前畑秀子の功績 スポーツ伝承館で特別展

前畑秀子ゆかりの品々が並ぶ

リオデジャネイロ五輪を前に、日本人女性初の五輪金メダリストで橋本市出身の元競泳選手、前畑秀子の功績を紹介する特別展が9月27日まで、和歌山市本町のフォルテワジマ3階「わかやまスポーツ伝承館」で開かれている。

前畑は大正3年(1914)に豆腐屋の長女として生まれ、幼いころから水泳の才能を発揮。15歳で名古屋市の椙山女学園に編入し、18歳で初出場したロサンゼルス五輪の女子200㍍平泳ぎで銀メダル、22歳で臨んだ続くベルリン五輪の同競技で金メダルを獲得した。翌年には医師の兵藤正彦氏と結婚。31歳で夫の開業に伴い岐阜市に移った。69歳で脳溢血で倒れたが、懸命なリハビリで水泳指導の現場に戻り、晩年は名古屋市で後進の指導に貢献。平成7年に80歳で亡くなっている。

特別展には、金メダルに輝いたベルリン大会で着用していた水着や写真パネル、レリーフなどを展示し、前畑の生涯を紹介している。

また、前畑の出身地・橋本市では、前畑をNHK朝の連続テレビ小説に取り上げる運動が展開されていることから、同市と「前畑秀子朝ドラ誘致実行委員会」と連携し、会場では誘致の署名も実施。江川哲二館長は「一人でも多くの方の署名をよろしくお願いします」と協力を呼び掛けている。

午前10時から午後7時(最終入館は6時45分)まで。問い合わせは同館(℡073・423・2215)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。