和歌浦の老舗「萬波」リニューアル 15日

オープンを迎え気合十分の坂口社長(中央)とスタッフ

和歌浦湾を望む絶海のロケーションに位置する老舗宿「和歌の浦温泉 萬波 MANPA RESORT 日本スタイル」(和歌山市新和歌浦、坂口宗徳社長)のリニューアル工事が終わり、15日に営業を再開する。

「萬波」の建物は昭和初期に建設されたもので、これまでも増改築を行い、現在は鉄筋コンクリート7階建て、総面積約8000平方㍍を有する。客室は39室で収容人数は190人。70台分の大駐車場を備えている。

耐震補強と施設改修工事のため5月から全館を完全休業してきたが、地元漁港直送の新鮮な食材を使った料理や海を見渡せる露天風呂の温泉などが、旅行者だけでなく地元住民にも高い人気があるため、営業再開が待たれていた。

リニューアルを機に、新たに和食レストラン「海のダイニング しさあふれ」とウエルカムバー「ソラフネ」を開設。和歌の浦温泉「萬葉の湯」も営業を再開し、日帰り入浴も可能(午前11時~午後3時)。

「萬波」は南海電鉄が所有していたものを、平成17年に坂口社長が経営を引き継いだ。坂口社長は「ちょうど新和歌浦観光ホテルが閉まった時期だったので、和歌浦の観光の灯(ひ)を消さないためにも引き受けた」と話す。坂口社長は姉妹館「漁火の宿シーサイド観潮」(同市田野)の代表も務め、今回のリニューアルを機に一層、和歌浦の活性化への貢献を目指している。

リニューアル工事は㈱中井組(湯浅町)が施工した。

問い合わせは萬波(℡073・444・1161)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。