衣装が織りなす美空間  24日に美の種公演

練習用の衣裳を身に着けてリハーサルに臨む時広さん(右から2人目)と出演者

華麗な衣装でその土地の素晴らしい才能を結び付け、音楽、演劇、舞踏など多彩な芸術が融合した美空間を創造するプロジェクト「美の種」の第3回和歌山公演「鏡~わたしとあなた~」が9月24日、午後2時からと6時からの2回、和歌山市西高松のメディア・アート・ホールで開かれる。

実行委員会が主催し、本紙など後援。

公演をプロデュースするのは、「文学的な叙情」と評される東洋と西洋が調和した独自のデザインにより国内外で活躍する衣装デザイナー、演出家の時広真吾さん(東京)。平成22年から、日本各地へ出向き、その土地で音楽や演劇、書、絵画などの芸術活動をしている人々と交流する市民芸術活動に取り組んでいる。和歌山公演は3年連続3回目。

今月には同ホールでリハーサルが行われ、時広さんと出演者8人が、本番でのパフォーマンスについて議論しながら確認し、公演に向けた準備が進んでいる。

出演するのは、池端秀之さん(化粧師)、髭白智子さん(音楽家)、一花蓮さん(パーソナリティ)、嶋本龍さん(和太鼓)、福山ひでみさん(ボイスパフォーマー)、小芝陽子さん(歌・詩吟)、宮本知佳さん(ウォーキングスタイリスト)、青蓮さん(装艶)の8人。

「アーティストをリスペクトしているので、演出方法は決めつけない」と話す時広さんは今回の出演者について、「活動に対する情熱が、高い集客能力に表れている」と高い評価を寄せる。「私がいなくても活動が続くことを願っている」とし、今後公演予定がある京都や神戸、金沢などの各地に、和歌山での活発な活動が派生していくことを期待している。

出演する池端さんは「衣裳、歌、楽器などが調和して流れを生み、ジャズのように展開が分からない美空間が五感をゆさぶります」と公演の見どころを笑顔で話し、多くの来場を呼び掛けている。

チケットは前売り3000円、当日3500円(全席自由)。申し込み、問い合わせは㈲リリック(℡03・3710・5846)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。