まちなかカヌー体験 継続へ資金呼び掛け

好評だった昨年のカヌー体験(紀州まちづくり舎提供)

空洞化した和歌山市中心市街地の再活性化に向けて、市堀川での「まちなかカヌー体験」が好評となっており、事業継続のため、運営する㈱紀州まちづくり舎(吉川誠人代表)はクラウドファンディングで資金を募集している。次回は、ぶらくり丁で月1回開催の人気イベント「ポポロハスマーケット」に合わせ、11日の実施を予定している。

カヌー体験は、市民が背を向けがちなまちなかを流れる川に関心を持ってもらい、市の中心部に人を集め、水辺の利用を進め、川の美化にもつながればと企画。初開催した昨年9月は80組以上が参加し、盛況だった。

昨年は桟橋を手作りし、インストラクターもカヌーを持参するなどボランティアで運営したが、今後も継続的に開催するにはボランティアの力だけでは難しいため、今回のクラウドファンディングに踏み切った。

クラウドファンディングは、提案されたプロジェクトに対して、興味を持った人が好きな金額を支援できるシステム。今回のカヌー体験では、3000円、1万円、3万円から金額を選ぶことができ、金額に応じて支援者は、菓子の詰め合わせやポポロハスマーケットで使える金券がもらえる。

目標金額は50万円。6日現在で42万8000円が集まっている。県内在住者からの支援が多く、昨年のカヌー体験参加者も支援。目標金額を越えた場合は、3回目以降の開催費を賄う仕組み作りに充てるとしている。

カヌー体験のクラウドファンディングは「READY FOR」(https://readyfor.jp/projects/popolohas)から。16日午後11時まで受け付けている。

今回のカヌー体験は午前10時から雑賀橋周辺で開催。陸で安全講習を受講後にカヌーに乗り、水上で操作についてレクチャーを受ける。申し込みは名前、電話番号、参加人数、希望時間をメールで事務局(popolohas@gmail.com)に送信。

同日開催のポポロハスマーケットは水と川がテーマ。会場を普段のぶらくり丁、中ぶらくり丁だけでなく、東ぶらくり丁や水辺エリアまで広げて展開する。

同社取締役の山本賢治さんは「子どもたちがカヌーで川に関心を持ち、きれいにしていけるような道筋をつくっていきたいので、カヌー体験成功のためにも支援をお願いしたい」と呼び掛けている。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。