全編和歌山市でロケ 『ちょき』公開近づく

映画のワンシーン((c)2016「ちょき」フィルムパートナーズ)

全編和歌山市ロケの映画『ちょき』が全国公開に先駆け、11月19日から、県内5館で先行上映される。同市フィルムコミッション第1号作品。じゃんじゃん横丁や和歌浦天満宮、和歌山マリーナシティや県立盲学校など、市民にとってなじみ深い場所や風景が多く登場し、和歌山弁が使われた素朴で温もりある作品に仕上がっている。
吉沢悠、増田璃子が主演。最愛の妻を亡くした美容師の中年男性と、髪を切りに訪れた、視力を失った少女との心の寄り添いを描いた純愛映画。金井純一監督が同市内を訪れ、ふれ合った人や町の雰囲気に触発され、脚本を書き上げた。
金井監督は平成24年に短編映画『転校生』が、札幌国際短編映画祭で最優秀監督賞、最優秀国内作品賞の2冠を達成。翌年『ゆるせない、逢いたい』で劇場長編映画デビューを飾り、国内外で高い評価を受けている。
ストーリーは、波多野直人(吉沢)は同市内で美容室を営み、妻の京子(広澤草)はその2階で書道教室をしていた。教室に通う7歳の瀬戸サキ(増田)は問題児だったが、2人の間に子どもがおらず、京子はサキを自分の娘のようにかわいがっていた。10年後、直人のもとに1本の電話が入る。
それは10年前の、ある事件以来会っていなかったサキからだった。彼女は視力を完全に失い、直人も最愛の妻の京子を5年前に亡くしていた。サキの思いを知った直人はある大きな決意をする…という内容。
芳本美代子、小松政夫ら実力派俳優が脇を固め、同市出身のモデル本谷紗己さん、フリーアナウンサーの宇和千夏さんも出演している
ジストシネマ各映画館(和歌山・御坊・田辺・南紀)、イオンシネマ和歌山で先行上映される。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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