認知症支援のリレー 1日県内4ルート

支援を呼び掛ける県実行委員会

認知症になっても安心して暮らせる社会づくりを目指し、たすきリレーで日本を縦断する支援イベント「RUN伴TOMO―RROW2016」(通称=RUN伴)が10月1日に県内で開かれる。ことしは和歌山市立宮前小学校(同市北中島)がゴール地点に設定され、ゴールセレモニーが行われる他、ルート2本を追加。計4地点から走者がスタートし、たすきをつないで支援の輪を広げる。

RUN伴はNPO法人「認知症フレンドシップクラブ」が平成23年に北海道で初開催して以来、毎年開いており、認知症患者や家族、支援者、暮らしを見守る地域住民らが共に走ってきた。ことしは7月に北海道をスタートし、11月末には沖縄までたすきがつながれる。

和歌山はコースに参加して3年目。昨年に続き、本線の御坊市役所(同市、午前10時半~)、副線のJAながみね美里支店(紀美野町、同10時~)に加えて、高野山成福院(高野町、同9時~)、エスティワールド(和歌山市、午後1時~)が新たに出発地点に加えられた。県内では約180人のランナーがエントリーし、オレンジ色のTシャツで走る。

昨年までは大阪府岬町がゴール地点だったが、ことしは同校に設けた。当日は午後4時に同校で4地点から到着したランナーを迎え、4時10分から同校体育館でセレモニー開式。ギターやホルンの演奏、ゆるキャラとのジャンケン大会、ランナーへのインタビューなどが予定されている。誰でも来場できる。

福祉関係者でつくる県実行委員会代表の福田雅季(まさとし)さん(34)は「認知症という言葉はよく聞くようになりましたが、認知症の症状や、どんな生活をしているのかはまだ世間に浸透していないと思います。認知症になっても住みやすいまちについて考えてもらうきっかけになれば」と願いを込める。

県実行委は、沿道でランナーを見掛けたら声掛けなどの応援の協力を呼び掛けている。

また、ゴールセレモニーでの会場の盛り上げや交通整理を手伝う人を募っている。希望者は当日午後3時から4時までに同校へ。問い合わせは福田さん(℡090・8796・7734)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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