四季の風土記の丘、あらぎ島 2人写真展

彩りあふれる会場で、由木さん㊧と西林さん

本紙1面隔週水曜に連載中の和歌山市の写真家・由木毅さん(73)の200回記念写真展が26日まで、同市宇須のギャラリー花畑で開かれている。

四十年来の友人・有田川町の西林輝昌さん(71)との2人展。由木さんは本紙で紹介した県立紀伊風土記の丘内の風景をメーンに、フィルムで撮影した花など約50点を、西林さんは地元あらぎ島の四季折々の美しい風景25点を出展している。

西林さんは「あらぎ島景観保全保存会」会長で、あらぎ島の地権者の1人。写真は緑がまぶしい棚田、のどかな天日干しの様子、虹がかかった初夏の風景など、暮らしとともにあるさまざまなあらぎ島の表情を写し撮っている。

西林さんは「独特の形状で、世界でもこれほど美しい棚田はありません。ぜひ実際にじっくり眺めを楽しんでもらいたい」と話す。

由木さんは平成5年に同市で開いた第1回展を皮切りに、京都や東京の他、アメリカや香港、トルコやギリシャなど、海外でも作品を発表。和歌山では2年ごとに個展を開き、写真展は今回で200回を数える。

作品は桜のじゅうたんや鮮やかな紅葉、柔らかなこもれ日に照らされた竹、山並みと湖のシルエットが抒情的な一枚など。

由木さんは「見てくれる方がいるから写真は生きる」と感謝。今後は紀伊風土記の丘そばの自宅に併設したギャラリーで、常設で写真を展示する予定で「これからも被写体に情熱を持ち、心を研ぎ澄ませて撮影を続けたい」と話している。

午前10時から午後5時まで。問い合わせは同ギャラリー(℡073・435・3615)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

この記事が気に入ったら「いいね!」してね