世界遺産に追加登録 熊野・高野参詣道40㌔

「紀伊山地の霊場と参詣道」の追加登録が決まった区間

国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会が24日にパリで開いた臨時会合で、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」(三重、奈良、和歌山)の追加登録が決まった。追加されたのは、高野山や熊野三山に通じる県内22地点(計40・1㌔)。決定により、世界遺産の登録資産面積は506・4㌶、参詣道の総延長は347・7㌔となる。

追加登録の内訳は熊野参詣道・中辺路の潮見峠越、かけぬけ道、阿須賀王子跡など9地点、同大辺路のタオの峠、飛渡谷道、鬪雞(とうけい)神社など9地点、高野参詣道の黒河道、女人道、三谷坂(丹生酒殿神社含む)など4地点。

県内の登録資産保有市町は、橋本市、上富田町、串本町が新たに加わり、計11市町となった。

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」は平成16年7月、307・6㌔の参詣道が登録された。県は近年の調査で見つかった参詣道や保全体制が整った区間約40㌔の追加登録を目指し、政府が1月に申請していた。

7月にトルコで発生したクーデター未遂の影響で、同国で開かれていたユネスコ世界遺産委員会の開催期間が短縮され、追加登録が見送られていた。

決定を受け、仁坂吉伸知事は「この登録を機に、今まで以上に多くの観光客の皆さんにお越しいただけるよう、プロモーションや受け入れ体制の整備を進めてまいります」とのコメントを出した。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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