季節の漆パネル登場 5日~紀州漆器まつり

来場を呼び掛ける青年部メンバー

漆芸品の販売、展示などを通して海南市の伝統工芸「紀州漆器」を発信する「第28回紀州漆器まつり」が5、6の両日、同市の黒江川端通りなどで開かれる。紀州漆器協同組合青年部(菱山創部長)は、当日に展示する季節の草木花を描いた漆パネル、販売する箸などの製作を進めており、大詰めを迎えている。

漆パネルは「春秋」「夏」「冬」をテーマにした3種類で、縦70㌢×横50㌢の板2枚1組で各季節を表現。夏はハス、冬はシクラメン、春秋はサクラとモミジで、メンバーはパネルに描かれた絵柄に濃淡を出しながら慎重に色を入れている。パネルはうるわし館1階(船尾)に展示される。

同組合のブースで販売される箸は、貴重な国産の漆を使用し、木目が生きる昔ながらの技法「拭漆(ふきうるし)」で製作。一本一本丁寧に漆を施しており、当日は100膳を販売する予定となっている。

6日に開催するミニ四駆大会「紀州漆器CUP」に向け、拭漆の優勝カップも用意。ジュニア(中学生以下)とオープンの2部門で開かれ、各部門の優勝者に贈呈される。

両日、同通りの特設ステージでは吹奏楽、南中ソーラン、歌などが繰り広げられる他、無料の「ちびっこ絵付け体験コーナー」、飲食が並ぶ「うまいもの横丁『いろいろ屋』」など多彩な催しがある。漆器を取り扱う問屋が集まる「大漆器市」では、店を構えていない問屋からの出店もある。同青年部は「探していた物が見つかるかもしれません」と来場を呼び掛けている。

両日午前10時から午後4時まで。ミニ四駆大会は当日受け付け。

詳しい問い合わせは実行委員会(紀州漆器協同組合内、℡073・482・0322)へ。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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