世界民族祭23日 紀美野中心部を会場に

開催に向け意気込む実行委の皆さん

世界各国の芸術や音楽、食が集まり、異文化・世代間の交流を目指す「第8回世界民族祭in紀美野」が13日、紀美野町神野市場の町文化センターなどで開かれる。これまでは真国宮のりら創造芸術高校をメーン会場としてきたが、町全体でさらに盛り上げようと同センターで初開催。同校近くに住む実行委員長の森谷泰文さんは「地域、学校が一つになれる機会。町を舞台に花開くイベントにしたい」と意気込む。

同イベントは平成21年から毎年、同校周辺で開かれ、ゲストによる民族芸能の発表、各国にちなんだ食ブースの出店を通して、多くの地域住民が各国の文化にふれてきた。同校が開校10周年の節目となったことし、より多くの人に参加してもらえるよう、真国地区から町中心部に舞台を移す。

同校の山上範子校長は「それぞれ特色の違う民族の踊りなどを通して、『みんな違っていい』と異文化理解が深まれば。世界で起こっているさまざまな問題に目を向ける機会になればいいですね」と願いを込める。第1回から携わるインド出身のギリ・ガネーシュさんは「回を重ねるたびに、地域の協力があってこそ成り立っていると実感します」と多くの支援に感謝する。

9日には同校生徒が和歌山電鐵貴志川線の電車内でプレイベント「貴志川線に乗って世界民族祭へGO!!」を開き、PR。アメリカ先住民の音楽を用いた創作ダンスやタップダンスを乗客の前で披露し、楽しませた他、製作中の、みさと天文台の口径105㌢カセグレン式望遠鏡の模型展示を行い、同校の取り組みを紹介した。

当日は午前10時スタート。特別企画としてシルクドソレイユ「TOTEM」でダンサーとして活躍した、ネイティブアメリカンのフープダンス世界王者、ナコタ・ラランスさんによる舞台が催される他、韓国、インド、ポーランド、セネガルなど国際色豊かな舞台が繰り広げられる。世界の飲食や雑貨が楽しめるブースは約30店、地域住民らによるクラフト展には約40店が並ぶ。

この他、国内外で活躍する作家による「第6回まくに美術展」が同センターで開かれる(13日のみ、14~20日は真国宮の真国の荘)。

問い合わせは同校内の実行委(℡073・497・0749)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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