ジビエの活用促進 サミット、フェスタ開催

県産ジビエ料理のブースもにぎわった

シカやイノシシなどの狩猟肉を活用したジビエ料理について、関係者が意見交換する「第3回日本ジビエサミット」が11月29、30の両日、和歌山市手平の和歌山ビッグ愛で開かれた。捕獲者や流通業者など、全国から約200人が来場。取り組みの成果発表や講演などで、地域資源としてのジビエの活用や魅力発信、課題について考えた。
ジビエサミットはNPO法人日本ジビエ振興協議会が主催。狩猟者や解体処理業者、自治体の関係者らが活動報告や意見交換を通して情報を共有し、ジビエ振興の課題を解決しようと、これまで鳥取、福岡で開催されてきた。
29日には会場で、一般を含め、気軽にジビエを味わえるフェアも開催。地元飲食店やホテルなど6店がブース出店し、1食500円程度で自慢のジビエ料理を提供した。サンドイッチやソーセージ、パスタなどが販売され、中でもバーガーは30~40分で売り切れるほどの人気ぶりだった。
また一般社団法人日本フードサービス協会顧問・理事の加藤一隆氏が「ジビエの魅力と課題 流通サイドからの提案」を演題に基調講演。「外食産業の再生、次世代の展望を開く食材として、ジビエは極めて魅力がある」とし、海外展開への期待や、生産者や地域行政、消費者、メディアを含めたネットワークづくりの重要性について話した。
衛生管理や商品開発などテーマごとのセミナーも行われ、福祉と健康をテーマに、まちづくり活動に携わっているという富山から参加した男性(68)は「地域ではイノシシに畑を荒らされ被害は深刻。捕獲したものをいかに処理・加工して人に食べてもらうか、今回聞いたことを生かしたい」と話していた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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