堀本さん入賞 パラリンアートコンテスト

受賞を喜ぶスタッフらに囲まれて堀本さん(前列中央)、大木支店長(その右隣)

一般社団法人障がい者自立推進機構が主催し、サッカーをテーマに障害者のアート作品を募集した「SOMPOパラリンアート・サッカーアートコンテスト」で、各都道府県の1点に贈られる「47都道府県賞」に、和歌山市塩屋の医療法人宮本病院社会復帰部地域活動支援センター櫻の堀本久美子さん(38)の作品が選ばれた。13日、同所で賞状と記念品の贈呈式が行われた。

堀本さんの受賞作品は「キャッチ」。画面に大きく配置されたサッカーボールをキャッチしようと手を伸ばす人物などが描かれた、躍動感あふれる絵となっている。ボールの模様には切った折り紙が使われ、クレヨンや絵の具で好みの明るい緑色を基調に彩られている。

制作過程について堀本さんは、同センターの利用者として行っている「手作りクラブ」の活動の中でスタッフと共に構想を練り、短時間で描き上げたことを紹介し、「これからもマイペースで芸術にふれ、私らしい人生を送りたい」と笑顔で喜びを話した。

同コンテストには日本プロサッカー選手会などが協力していることから、堀本さんには副賞として、北澤豪さんや前園真聖さんらのサイン入りボードと、受賞した絵がプリントされたクオカード3枚が贈られた。

同賞は、コンテストのトップスポンサーである損害保険ジャパン日本興亜㈱が協賛社賞として設けた。1862点の応募のうち399点が一次審査を通過し、その中から47都道府県各1作品を同賞に選定した。

贈呈式で堀本さんに賞状を手渡した同社和歌山支店の大木伸正支店長は「これからも障害のある方の表現活動の機会を支援したい」とあいさつ。宮本病院の宮本典亮理事長・院長は「堀本さんの受賞は当院にとっても光栄なこと。一人でも多くの障害者が社会復帰できるよう、支援センター櫻を通じてサポートしていきたい」と話した。

同センターは障害者の居場所の提供や相談、生活などの支援、外出やスポーツなどさまざまな活動の場を提供するなどしている。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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