片男波にヒーロー現る フィギュア写真展

楽しい作品が並ぶ店内で

仰ぎ見るほど大迫力のウルトラマンや、浜辺で戦う仮面ライダー――。懐かしのフィギュアを主人公にした、少し変わった写真展「Forever hero」が29日まで、和歌山市古屋のティーズカフェで開かれている。撮影した同市和歌浦南の山下仁さん(56)は「皆さんおなじみのヒーローたち。コーヒーを味わいながら懐かしみ、楽しい会話が弾めばうれしいです」と笑顔で話している。
山下さんは約20年前から、菓子のおまけの食玩やフィギュアに魅せられ収集。自宅にあるフィギュア専用の「秘密基地」には、数え切れないほど収められているという。
妻のまゆみさんに誘われ、5年前に写真を始めた。以来、〝チャーリー〟の愛称で慕われる校務員の山下さんは、貴志中学校で生徒に写真を指導。現在は今福小学校に勤務し、子どもたちにカメラの楽しさを伝えている。
「あまり誰も撮らないような写真を」と、2年ほど前からは、フィギュアを被写体に撮影。和歌浦や生石高原などにフィギュアを連れて出掛けては、風景とともにカメラに収めてきた。「現実の世界に一体化させて、よりリアルな雰囲気をつくりたい」と山下さん。特に片男波の海岸には連日のように通い、小さなヒーローたちが輝く瞬間を写してきた。
今展ではこの他、「サイボーグ009」やガッチャマン、鉄人28号などのキャラクターを撮影した約10点を展示(18日~展示替えを行う)。茜色に染まる浜辺に立つバルタン星人の他、片男波の夕日を背景にたたずむデビルマンは、どこか哀愁が漂う。そのどれもが生き生きとして、今にも動き出しそうなほど。
山下さんが在廊時には店内にアニメソングが流れることもあるそう。午前11時から午後5時まで。毎週月・火・第4日曜は休み。問い合わせは同店(℡073・460・4715)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。