最期まで大切に飼って ネコとの宣誓書配布

海南保健所では1階カウンターで宣誓書を配布している

ペットのネコを最期まで大切に飼ってもらうため、海南保健所は、飼い主がペットに約束する宣誓書「ねこ 終生適正飼養の宣誓」を作成し、配付している。同保健所の担当者は「宣誓を普段から目につく所に置いてもらい、飼った時や家に来た時、生まれた時の気持ち、感動を常に思い出してほしい」と願いを込める。

県食品・生活衛生課によると、平成27年度に保健所や動物愛護センターに収容、引き取られた県内(和歌山市を除く)のイヌとネコの数は、イヌが324匹に対して、ネコは1937匹。うちイヌ130匹は譲渡主や飼い主に引き取られたが、ネコは74匹にとどまった。和歌山市保健所管内の同市内でも、昨年度はイヌ196匹が保護され、うち譲渡73匹、返還53匹と多くは引き取られたが、ネコは642匹のうち譲渡が26匹、返還が1匹と少ない現状となっている。

作成した宣誓書には、ネコと飼い主の名前、宣誓した日付を書き込む欄と、「命を終えるまで責任と愛情を持って適切に飼います」「首輪に名札などを付けて、あなたが私の猫と判るようにします」など六つの約束が記されている。ネコの写真を収めるスペースも設け、写真フレームとして飾ることができる。

宣誓書は海南保健所をはじめ管内(海南市、紀美野町)の動物病院やペットショップ、ホームセンターなどで無料配付しており、県動物愛護センターではネコの譲渡時に写真とともに配付し、啓発している。

同保健所は「最期までしっかり、正しく飼ってほしい。机や下駄箱の上など日々目にする場所に置いてもらえたら」と呼び掛けている

問い合わせは同保健所(℡073・482・0600)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。