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和歌山ニュース ニホンオオカミの剥製展示中 自然博物館

ニホンオオカミの剥製展示中 自然博物館

公開日 2017.01.15

国内に3体しか現存しない、絶滅したとされている「ニホンオオカミ」の剥製標本1体が31日まで、海南市船尾の県立自然博物館「第2展示室」で特別展示されている。

和歌山大学教育学部から寄託された剥製で、ニホンオオカミの剥製や毛皮標本は世界でも6体しか現存しないという。

展示されている剥製は明治37年前後に奈良県で捕獲されたもので、大きさは体長100㌢、体高73㌢、肩高62㌢。同館によると、現存する標本の中でも大きいとされ、貴重な1体という。

特別展示では、剥製とニホンオオカミの頭骨の複製も展示している。問い合わせは同館(℡073・483・1777)まで。