次のステージへ出発 りら創造芸術高10周年

オープニングを飾った創作ダンス

ことし創立10周年を迎えた、紀美野町真国宮でりら創造芸術高校を運営する学校法人「りら創造芸術学園」(理事長=山上範子校長)の記念式典が14日、和歌山市の県民文化会館で行われ、卒業生や同校周辺の地元住民、在校生ら約200人が祝福した。

同学園は平成19年3月に創立され、同年4月に同校の前身である、りら創造芸術高等専修学校を開校。昨年4月から学校制度を高校に移行した。校名の「りら」は同校の夜空を彩り、音楽と芸術に深い関わりのある星とされている「こと座」(ラテン語=リラ)から命名。これまで舞台芸術や創作活動を中心に、「人間力=『生きる底力』」を養う教育活動を展開してきた。

式典で山上校長は「生徒たちがハードルを乗り越え、感動で涙する姿を横から見させてもらうことは、教師として何よりの喜びであり幸せな日々でした」と、啓発劇の公演や世界民族祭の開催といった生徒の活躍を振り返りながら、支えてくれた学校関係者や地域に感謝。「この日を記念し、次のステージへ出発していきたい。たくさんの方にお礼と、次なるステージへの第一歩をお誓いします」と式辞を述べた。

その後、来賓あいさつがあり、下宏副知事が仁坂吉伸知事のメッセージを代読した他、寺本光嘉町長、石田真敏衆議院議員、保護者らでつくる「りらファミリー」の鈴木勝善会長、同窓会会長で第1期生の北村祥子さんが祝辞を寄せた。

同校でメディアデザインを担当する講師、堀田賢治さんが制作した10周年の歩みをまとめた映像と、元宝塚歌劇団で講師の天翔(あまと)りいらさん、ジャズダンス講師の加藤真由子さん、「ダンスアートカンパニーALCA(アルカ)」による創作ダンス「NEW CENTURY 世紀を越えて」がオープニングを飾った他、記念公演では講師による歌唱や能楽、生徒によるタップダンスが催された。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。