恒例の大般若経転読法会 紀三井寺で初観音

大般若経を転読する僧侶

和歌山市の紀三井寺(前田孝道貫主)は18日、ことし最初の観世音菩薩の縁日「初観音」を迎え、恒例の「大般若経転読法会」が行われ、約300人の参拝者らが一年の無病息災などを祈った。

本堂では阪神・淡路大震災、東日本大震災、熊本地震の犠牲者に黙とうを捧げた後、大般若経転読法会となり、12人の僧侶が600巻ある大般若経を「だーいはんにゃきょう…ぶじょうやーく」と大きな声で題目を唱えながら一気に繰り落とした。

経本で肩をたたいて災いを振り払う加持も行われ、参拝者は肩の他にも体の悪い部分をたたいてもらっていた。

参拝に訪れた西本富美子さん(86)は「毎年お参りに来ています。一年を元気に過ごせているので感謝したいですね」と話していた。

前田泰道副住職(58)は「昨年はまさかということが多い年だった。ことしは何が起こるか分からないが、少しでも平穏な一年になれば」と願った。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。