IR誘致「中立」も情報交換 尾花市長

IRについて見解を述べる尾花市長

カジノなどを含む統合型リゾート(IR)の誘致について和歌山市の尾花正啓市長は26日、定例記者会見での質疑で、「(カジノ)オペレーターとの情報交換は行っている」と、調査段階での運営側との接触を明らかにした。一方で、誘致の賛否についての見解は「今後も慎重に検討したい」「態度を決めるまでは、まったく中立」などと述べるにとどめた。

市は25日、市民571人を対象に行ったIRに関するインターネットモニター調査の結果を発表(回答者435人、回答率76・2%)。市へのIR誘致の賛否は、「反対」と「どちらかといえば反対」が計47・8%、「賛成」と「どちらかといえば賛成」が計41・6%で反対が上回った。

この結果について尾花市長は「治安の悪化やギャンブル依存症が心配されており、反対理由に多かった」と述べ、「1年以内に実施法が施行されるので、各都市も競っている中、誘致するなら遅くなっては意味がないので、態度を早く決めたい。デメリットをなくせば効果は大きい」と現段階での考えを示した。

市がこれまでに市内の誘致候補地として挙げてきた和歌山マリーナシティ(毛見)とコスモパーク加太(深山)については、「どちらも市の土地ではないので、判断が難しく、ネックになっている。さまざな条件をクリアした場所が候補地になる」と述べ、絞り込みについて明言を避けた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。