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和歌山ニュース 和やか「紀州雛」がお出迎え 県庁玄関で

和やか「紀州雛」がお出迎え 県庁玄関で

公開日 2017.02.09

桃の節句を前に、子どもたちの健やかな成長を願う雛(ひな)人形「紀州雛」が、県庁本館2階正面玄関に展示されている。3月3日まで、来庁者を和やかな表情で出迎える。

紀州雛は海南市で制作されている漆塗りのすわり雛で、同市黒江地区の伝統工芸「紀州漆器」の生産技術を活用。昭和初期に創案され、平成16年に県の郷土伝統工芸品に指定されている。

県庁正面玄関には、平成8年度から毎年2、3月に展示。球状のふくよかな姿は漆塗りと蒔絵で彩られている。

展示されているものは、直径13㌢、高さ12・5㌢。女雛は神功皇后(じんぐうこうごう)、男雛は少彦名命(すくなひこなのみこと)とされている。