スロベニアのダンサー訪問 雄湊小で交流

ダンスで児童と交流する福原さん(奥右から2人目)とカムニカルさん(手前左)

スロベニア在住のコンテンポラリーダンサー、福原隆造さん(51)とグレゴール・カムニカルさん(45)が8日、和歌山市東坂ノ上丁の雄湊小学校(川本美紀校長)を訪問。体を使って表現することやコミュニケーションを取ることの楽しさを伝えた。

県立近代美術館で翌日開催の、2人のダンス公演「友愛と摩擦」(NPO法人和歌山芸術文化支援協会主催)の関連企画。福原さんは平成20年、同協会主催のアートイベントの招聘(しょうへい)アーティストとして、田辺市中辺路町に滞在し、創作活動を展開。同23年には2人で同館前の庭でダンスパフォーマンスを披露している。

今回の訪問は、間もなく閉校となる同校の子どもたちに、ダンス交流で楽しい思い出をつくってもらいたいと実現。休憩時間を使ったつかの間の訪問となったが、6年生30人を前に、2人は「何が始まるかは見てのお楽しみ」と、即興のパフォーマンスを展開。児童を誘って手を取り合い、連なるようにして軽快にステップを踏むなど、あっという間に子どもたちを引きつけた。

児童たちが「スロベニアでは、どんなものを食べますか」と質問すると、2人はスロベニア伝統のケーキで、何層にもなった「ギバニツァ」を、寝そべりながら体を重ね合わせて楽しく紹介。

手足や体全体を使った不思議な動きで教室内を縦横無人に動き回るなど、終始和やかな雰囲気だった。

バレエを習っているという土井美咲さん(12)は「自分が言いたいことを体で表現していて、すごい。バレエにも似た滑らかな動きがあった」と笑顔だった。翌日のダンス公演にも、同校の児童が招待された。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。