子育てと仕事を両立 島精機社内に保育園

安全確認のモニターも完備された明るい保育室

女性の就労が拡大する傾向が見込まれる中、㈱島精機製作所(和歌山市坂田、島正博社長)は3日、企業内保育園「しまキッズランド」を本社敷地内に開設する。同社や関連会社に勤務する、子育て中の女性社員が安心して業務に専念できる環境を整え、女性の能力開発やキャリアアップを支援する。

多様な就労形態に対応する保育サービスを拡大し、仕事と子育ての両立に役立てることを目的に、内閣府が昨年4月に開始した「企業主導型保育事業」を活用した取り組みで、運営費や整備費の助成が受けられる。

しまキッズランドは鉄骨造り2階建て、延べ床面積は363・39平方㍍。建物周囲には四季を感じられる植栽が施され、施設内の消費電力の一部を賄える太陽光発電パネルを設置。周囲を監視する防犯カメラの映像は、保育室のモニターで確認できる。

保育室内は、床暖房や沐浴室、けが防止に配慮した安全建具などが設置され、乳幼児の保育に行き届いた環境が整えられている。同社が保育園の運営を委託する、子育て支援事業を手掛けるピジョンハーツ㈱(本社=東京都中央区)が、施設の設計段階から参画した。

同社運営本部西日本事業運営部の羽田有里チーフマネージャーによると、子育て支援事業から得た豊富なノウハウで、企業内保育園の設置に関わる保育実務や行政対応などを、企業に代わって請け負うとしている。現地採用された保育士6人が、入園予定の1歳前後の園児6人の保育にあたる。

島精機製作所総務人事部総務グループの和田敏昭課長は「私たちの取り組みが企業内保育園増加のきっかけとなればうれしい」と期待を話していた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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