リーヴォ延長で惜敗 天皇杯でJFLと熱戦

同点弾を決める澤野

第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会は22、23の両日、各地で1回戦が行われた。県代表のアルテリーヴォは22日、和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場でFCマルヤス岡崎(愛知県、JFL)と対戦。後半アディショナルタイムに追い付かれると、延長戦の末に2―3で敗れた。

天皇杯は、プロ、アマを問わず、全ての第1種加盟チームが参加可能な国内3大タイトルの一つ。
トーナメント戦で争い、アルテリーヴォは初戦で格上のマルヤス岡崎と顔を合わせた。

前回王者のJ1鹿島アントラーズとの2回戦を懸けた試合は、手に汗握る熱戦となった。高さを武器に攻め込むマルヤスに対し、アルテリーヴォは決定機を許さなかった。攻撃では相手の早いプレッシャーに苦戦しながらも、DF陣の背後を狙うスピードを生かした攻め込みでゴールに迫った。

無得点で前半を折り返した両者だが、アルテリーヴォは後半19分に失点。すぐさま反撃に転じ、3分後に白方のパスを受けたFW澤野が決めて同点とした。さらに28分には再び澤野が中央でボールを受けると、ドリブルから左足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。

1点リードで90分を終え、2分間のアディショナルタイムに突入した。マルヤスの徹底したロングボールに対応してきたDF陣だが、終了間際にクロスからヘディングで押し込まれて同点弾を献上。試合はそのまま30分間の延長戦に突入した。

延長戦でも一進一退の攻防となったが、延長前半13分にミドルシュートを浴び、勝ち越しを許した。サポーターの声援を背に最後までゴールを狙ったが、一歩及ばなかった。

惜しくも敗れはしたが、JFLチームと互角の試合ができたことは大きな収穫となった。

シュート本数こそマルヤスより少なかったが、決定機の数はアルテリーヴォの方が多かった。主将の白方は「3点目を取れなかった」と悔しさをにじませながらも「4月にこういう経験ができたことをプラスに捉え、リーグ戦を戦いたい」と気持ちを切り替えた。

坂元監督は「90分間は警戒できたが、91分にやられた。クラブ全体のビルドアップを図り、リーグ戦につなげたい」と話した。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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