IR候補はマリーナシティ 県が誘致一本化

IR誘致を目指す和歌山マリーナシティ

仁坂吉伸知事は、9日の定例記者会見で、県内への誘致を目指すIR(統合型リゾート)の候補地を、和歌山マリーナシティ(和歌山市毛見)に一本化する方針を明らかにした。従来は同市のコスモパーク加太、白浜町を含む3カ所を候補地としてきたが、県内を視察したIR事業者のマリーナシティに対する評価が高いことから、県が誘致をPRする候補地を絞り込んだ。

仁坂知事は、マリーナシティの評価が高い理由について関西国際空港から近い点を挙げ、「関西のどこにでも遊びに行くことができ、リゾート型のIRとしてはものすごく(条件が)良いのではないかと思う」と述べた他、「まだ広大な駐車場用地が残っている。造成から始めないといけないところが多い中、すぐに造れるところはあまりないのではないか」と建設の障害が少ない点を強調した。

仁坂知事と尾花正啓和歌山市長は、10、11日に㈱博報堂などが主催し、東京都港区のグランドハイアット東京で開かれるIRについてのフォーラム「ジャパン・ゲーミング・コングレス」に参加し、IR誘致をPRするプレゼンテーションを行う。

同フォーラムは、IRの日本での展開について、国会議員や行政関係者、日本への進出を検討している海外のIR事業者らが議論する。開催は平成26年以来で、前回は約200社が参加した。

県企画総務課によると、マリーナシティの地権者2社はIR建設に協力の意向を示しているといい、誘致が実現した場合、現在は駐車場となっている約15㌶の土地を利用する予定という。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。