サイクリング王国整備 県が観光振興計画

注目の「サイクリング王国わかやま」(県提供)

県は、観光振興に関するさまざまな施策をまとめた「県観光振興実施行動計画(観光振興アクションプログラム2017)」を策定。昨年7月から取り組んでいる観光キャンペーン「水の国、わかやま。」を継続する一方で、歴史ストーリーや食、温泉などを組み合わせ100の旅モデルを提案する「わかやま歴史物語」の構築など、ユニークな取り組みを盛り込んでいる。

県観光振興課によると、本年度の新しい取り組みは、「サイクリング王国わかやま」の強力な発信とサイクリストの誘客促進▽歴史・文化など「100の旅モデル」を提供する「わかやま歴史物語」の構築▽富裕層向けホテルの誘致▽熊野那智大社創建1700年や西国三十三所草創1300年のPR事業▽プレミアムフライデーを活用した誘客――などとなっている。

「サイクリング王国わかやま」は、集客力の弱い地域に観光客を誘導し、周遊促進や地域での消費拡大を図るのが目的。自転車を部屋に入れる、修理道具を貸し出すなどサイクリストに優しい宿泊施設を増やそうと、宿泊施設を対象とした研修会を開く。

「わかやま歴史物語」は、神話から近代までの豊富な歴史や食、温泉などを盛り込んだ「100の旅モデル」を構築し、歴史や文化に興味のある新たな客層の取り込みを図る。

訪日外国人の増加に向けては、インバウンド観光戦略を立案し、富裕層向けの旅行博「ILTMカンヌ」へ初めて出展する他、ドイツやイスラエルなど新規市場の開拓を図る。

アクションプログラムは県ホームページ(http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/062400/actionprogram2016.html)で閲覧できる。

同課は「集客力が弱い地域への周遊や好調な外国人観光客の増加に力を入れている。計画の取り組みを通じて、県の魅力を積極的に発信していきたい」と意気込んでいる。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。