小学生2人が段位取得 お手玉の会が認定

認定証を手に中尾さん㊧と小室さん

日本のお手玉の会(本部=愛媛県新居浜市)が行っている「お手玉段位認定審査」に、和歌山市立中之島小学校4年の中尾結菜さん(9)と高松小学校3年の小室結菜さん(8)が挑戦し、初段の認定に合格した。

審査では、重さ40㌘、4・5㌢×9㌢の布4枚で作った座布団型のお手玉を使い、基準となる技を披露する。初段は、お手玉2個を投げて受け止める「2個ゆり」を両手で20秒間継続できることが基準。中尾さんと小室さんが通う和歌山のお手玉の会(森勝代代表)の月1回の教室では、認定審査を実施している。

2人は共に幼稚園の頃からお手玉を始めた。中尾さんは同会に入会していた祖父母と一緒に練習に参加し、小室さんも祖母に練習に連れて行ってもらった。

中尾さんは姉と一緒に参加した大会で4位に入賞。さらに上を目指そうと、認定審査を受けようと決めた。小室さんは森代表の勧めで今回初めて挑戦した。

中尾さんは自宅や祖父母の家で、小室さんは学校で先生や友達と練習。森代表らにアドバイスを受けて稽古を重ねた。もともと2個ゆりがスムーズにできた小室さんは、20秒間続けられるよう練習。中尾さんはお手玉を左手で取る癖があり苦労したという。

中尾さんは4月、小室さんは2月の審査で合格し、5月の教室で森代表から認定証を受け取った。中尾さんは「自慢できる資格が取れた。次は練習している片手2個ゆりにも挑戦して、2段を目指したい」、小室さんは「合格できて良かった。昇段のために片手2個ゆり、3個ゆりにも挑戦したい」と次の目標を話す。

中尾さんの祖父・渡辺幸男さん(73)は「特技ができ、頑張ればできるということが身に付いて良かった」と笑顔。森代表は「昔遊びが伝承されるのはうれしい。この子たちが友達や学校に広げてほしい」と話した。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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