七夕ちなみ「たんざく展」 25日までTBで

短冊形のユニークな作品が並ぶ会場

県ゆかりの若手美術家らが、短冊の大きさの作品を展示するチャリティー展「たんざく展」が25日まで、和歌山市広道のギャラリーTBで開かれている。

七夕にちなみ、66人が短冊サイズ(76㍉×364㍉)で創作するユニークな展覧会。同市の洋画家の土井久幸さんが呼び掛け人となり、隔年開催。今回で3度目となる。

出品者は注目の若手から国内外で活躍する人まで、キャリアもさまざま。会場には絵画や書、写真、工芸、イラストなどジャンルも多彩に、縦や横、組で表現された約120点が並び、一部非売品を除き購入できる。売上の一部は、子どもたちの感性を育む場である和歌山城の動物園へ、運営や活動維持費として寄付される。

フランスの一場面を柔らかな色彩で描いた土井さんのクレパス画の他、小澤清華さんの趣ある銅版の書、美術雑誌『月刊美術』でグランプリを受賞するなど、注目の行(ゆき)晃司さんの写実的な絵画もあり、見応え十分。

「普段描かないサイズなので、どんな風に画面に表現するかが腕の見せどころ」と土井さん。「完成してみると、思いがけないものができる面白さがあります。それぞれの作家の個性が出やすく、それをぜひ楽しんでもらいたい」と話している。

午前10時から午後5時(最終日は4時)まで。問い合わせは実行委の土井さん(℡073・460・5521)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。