地域の子どもに夜店の金券支援 天神祭で

天神祭を前に境内で北畑さん(右から2人目)ら

天神祭で夏の楽しい思い出を――。24、25の両日に和歌浦天満宮(和歌浦西)で行われる「天神祭」を前に、和歌浦に住む北畑充香さん(44)らが、子どもたちのために、ことしも夜店で使用できる金券(100円×3枚)を用意。近く、和歌浦小学校や明和中学校、片男波こども園の子どもたちに配る。

少子化が進み、少し活気が失われた地域の祭りを盛り上げようと、昨年に続く2年目の取り組み。北畑さんの呼び掛けに、同神社や露店を出店する和歌山移動店舗協同組合、住民らが協力する。

北畑さんはこれまで、天神祭の日限定で販売されていた菓子「ケンケラス」を復活させるなど、地元の活性化に取り組んできた。昨年は、初日が港まつり花火大会開催と重なったことで出足は鈍かったものの、多くの子どもや親子連れが金券を手に夏の一日を楽しんだ。

ことしは小学校と幼稚園に呼び掛け、クリアカップを使った明かりを手作りしてもらい、沿道を温かい光で照らす予定で、同組合副理事長の久保勝紀さん(65)は「たくさんの子どもたちに来てもらえるよう、40店近く出店したい」と意気込む。小板政男宮司(77)は「氏神さまのお祭りを、地元みんなで盛り上げてくれる、これほどうれしいことはない」と感謝。「県外へ出ても、お祭りに合わせて帰省し、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に楽しめるような祭りでありたい」と話す。

北畑さんは「お祭りというだけで、昔も今も、心が躍ります。小さい頃の思い出は、大人になっても覚えているもの。子どもたちに楽しい時間を過ごしてもらいたい」と願っている。

24日はよさこい演舞、25日は茅の輪くぐり神事や大迫力のエイサー太鼓、両日とも大道芸のパフォーマンス、神楽殿では日本舞踊や詩吟の奉納がある。夜店は午後4時半から9時半ごろまで。各日の先着100人(午後5時~)に菓子をプレゼントする。問い合わせは同神社(℡073・444・4769)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。