アジア選手権に挑む 競泳ジュニア宮本選手

「経験を吸収してきたい」と宮本選手

競泳のジュニア世代の国際大会「第9回アジアエージグループ選手権」(9月8~11日、ウズベキスタン・タシケント)の日本代表に、パルポートワカヤマ(和歌山市湊御殿)所属の宮本竜成選手(17)=県立和歌山工業高校2年=が選ばれた。同選手権にはアジア各国の強豪選手が集い、宮本選手は2度目の国際大会挑戦となる。

宮本選手は5月に行われたジャパンオープンの男子1500㍍自由形で15分23秒60を記録し、自己ベストを更新。同選手権の派遣選手団に選ばれる基準となるジュニアエリートBのタイムを約10秒上回った。

昨年7月にオランダで行われたオープンウォータースイミング(OWS)ジュニア選手権以来の国際大会。海や川など自然の中で長距離を泳ぐOWSでは、自然環境に影響されるのはもちろん、プールのようなコースロープもないため、宮本選手は他国の選手とぶつかり合い、体格の差で押されるなど、満足できる結果は出せなかった

パルポートワカヤマを運営する㈱ワカヤマアスレティックス取締役で、今回の派遣選手団コーチとして同行する楠本一彦さんによると、宮本選手の泳ぎは、水に手が入る瞬間に空気を取り込まず、手に気泡を付けることなく入水できるキャッチポイントが巧みだという。手に気泡が付くと空かきになり、力がうまく伝わらなくなる。

練習にはほぼ毎日取り組み、1回で7000~8000㍍を泳ぐ。夏休みに入り、合宿も行う。レース前半の積極的な泳ぎに比べ、後半が弱くなってしまうことが多かったため、後半も大切にした泳ぎができるように練習を重ねていきたいとしている。

同選手権に向けて、宮本選手は「優勝を目指すのはもちろん、どんな環境でも良いタイムが出せたら。そして経験を吸収して持って帰りたい」と意気込み十分。楠本さんは「素直、謙虚、感謝の三つを軸に日々指導している。練習で与えられた以上のことを進んでできるようになってくれたら」と期待を寄せる。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。