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和歌山ニュース 話せる言語バッジで表示 県が利用呼び掛け

話せる言語バッジで表示 県が利用呼び掛け

公開日 2017.09.08

外国人観光客の受け入れ環境充実に向け、和歌山県は、話せる外国語を表示したバッジの着用を呼び掛けている。
県観光交流課によると、バッジの名称は「外国語話せます!関西おもてなしバッジ」。ことし4月に設立された関西観光本部(理事長=松本正義関西経済連合会会長)が7月から配布を始めた。縦44㍉、横70㍉のクリップタイプ型で、英・中・韓の3カ国語の他、話せる言語を自分で記入する無地のタイプがある。
県は職員や、県内の観光・宿泊・交通事業者などに着用を呼び掛けており、8月29日までに31事業者が申し込みを完了。職員も107人が申し込んでおり、県内の申し込み者数は486人となっている。複数の言語を申し込んでいる人もおり、申し込み個数は英語が394個、中国語64個、韓国語17個、その他34個となっている。
申し込みの際に高度な語学力は必要なく、簡単な道案内ができれば大丈夫という。同課は職員15人中8人が申し込んでおり、岡澤利彦副課長は「外国人観光客の方から、滞在中に言葉が通じなくて困ったという話を聞く。着用によって
観光客が声を掛けやすくなるのではないか」と効果に期待を寄せている。
バッジの申し込み、問い合わせは同課(℡073・441・2785)。