岸本氏が民進から出馬へ 支持者に経緯説明

記者会見する岸本氏㊧と浦口高典県連幹事長

民進党の解党を主張し、離党にも言及していた党県連代表の岸本周平衆議院議員(61)は24日、和歌山市内で記者会見し、党の現状を巡る認識や離党が取り沙汰された経緯について説明。次期衆院選には民進党から立候補する考えを正式に表明した。

岸本氏は7月の東京都議選以降、支持率が低迷する民進党を解党すべきと強く主張し、今月5日の連合和歌山との意見交換会では、解党できない場合には離党も検討していることを明かしていた。

24日、市内のホテルで国政報告会を開いた後、記者会見を開き、離党騒動について「解党に対する党員の合意を得る運動をやっていた。今すぐに離党するとは全く言っていない」と説明し、「今の民進党では政権交代の受け皿になりえない。かつての新進党をモデルに、各野党を一つの政党に再編成する必要がある」と強調。年内に解党できない場合に、新党結成のために離党を検討していたが、「解散総選挙のタイミングを読み間違えた。安倍(晋三首相)さんの方が一枚上手だった」と述べ、当面は民進党にとどまり、次期衆院選を戦うとした。

公的年金資金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が株式運用の割合を従来の25%から50%に引き上げたことや、日本銀行(日銀)の保有株式残高が約17兆円に達している現状など安倍政権の金融政策を批判し、「公的なお金が大量に株式市場に流れ込んでおり、非常に不健全。これを止めて国民の生活を守らないといけない」と述べた。

次期衆院選ついては「これまで以上に厳しい選挙になると思う。とにかく議席を守り、安倍一強の暴走を止めたい」と意気込みを示した。

衆院和歌山1区には岸本氏の他、自民党現職の門博文氏(52)=比例近畿=、共産党県副委員長の原矢寸久氏(65)も立候補を予定している。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。