高齢者施設にディナー 司厨士協紀州支部

味村さん(後方)と、笑顔で料理を味わう高齢者

内閣府認定公益社団法人全日本司厨士協会関西地方本部岡山県本部紀州支部は25日、和歌山県和歌山市紀三井寺の社会福祉法人スミや(角谷美千衣理事長)が運営する特別養護老人ホーム・プチパレス紀三井寺を訪問。入所者やショートステイ利用者約30人にディナーを振る舞った。

プロの料理人による本格料理を味わってもらおうと、社会奉仕活動の一環で行われ、この日が同支部として初めての訪問となった。

訪れたのはフランス料理店JOY味村(同市片岡町)のオーナーシェフ味村正弘さん(65)ら6人。同支部に所属するホテルから提供された料理を含め、施設の厨房で調理、盛り付けをした。

メニューはカボチャのスープ、トマトソースのハンバーグ、巨峰のコンポートなど。サラダの野菜は、橋本市で水耕栽培をする三ツ星ファームのレタスで、地元食材も使用。高齢者の体の状態に合わせて、きざみ食やミキサー食にも対応した。彩り豊かな料理が並び、102歳の女性は「ここで出される料理はおいしいけれど、きょうのはいつもより一層おいしい。特別な日になりました」と笑顔。

JOY味村の松場佑香さんは「『おいしかった』という言葉をもらうと、大きな励みになります。私たちの仕事を知ってもらい、高齢者の皆さんの食の楽しみを広げられれば」と話していた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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