半世紀ぶりの県開催 全国理容競技大会

競技に取り組む選手

ヘアカット、パーマなどの技術やデザイン性を競う日本最大の理容競技大会「第69回全国理容競技大会」が16日、和歌山県和歌山市の和歌山ビッグホエールで開かれた。県内での開催は昭和43年以来、約50年ぶり。全国から集った選手が磨いてきた技を4部門で競い合った。

理容技術の振興と維持、向上を目的に全国理容生活衛生同業組合連合会が昭和23年から毎年行なっている大会で、今回は「紀の国 未来への伝承 匠の技」をスローガンに、全国から約4000人が集結。各都道府県大会で代表に選抜された204人の選手たちが出場し、会場の拍手に包まれながら入場行進した。

競技はクラシカルカット、レディスカットなど4部門で、50歳以上の理容師が登場する「マスタースタイリスト部門(吉宗大賞)」もあり、選手たちは男女モデルやマネキンを使い、それぞれのテーマに沿ったカットやパーマ、ファッション性などを競った。審査員やタイムキーパーなどは世界大会に準ずる形式で行われ、緊張感の漂う中、はさみなどの器具を使う音が会場に響いた。

競技と審査の他、理容業界の現状や課題、業界で働く人々の日々の思いなどを伝える「理容メッセージ全国大会」も併せて開かれた。

また、紀州雑賀鉄砲衆による演武や和太鼓の演奏が披露され、会場には物産販売コーナーも設けられ、来場者への特典として先着500人に地元の卵がプレゼントされた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。