ミルクセーキの聖域に MS―1グランプリ

工夫されたミルクセーキを楽しむ来場者

ミルクセーキのグランプリを決める「MS(ミルク・ソーセキ)―1グランプリ」が4日、和歌山県岩出市根来の旧県会議事堂で開かれ、多くの地域住民らが工夫を凝らしたミルクセーキを味わった。

夏目漱石生誕150周年に合わせ、かつて漱石が講演した同議事堂で初開催。「Tosaka Labo.(トサカラボ)」(川畑哲哉代表)が主催し、那賀地域の活性化や地域をミルクセーキの〝聖域〟として確立することを目的としている。県内の事業所など9店舗がオリジナルメニューを出品し、審査を経てグランプリを決定した。

出展者はイベントに合わせ、県にゆかりのある物品や乳製品を使用したオリジナルミルクセーキを現代風に工夫。地元のショウガやジャバラを使ったものや、生クレープに仕立てたものなど、さまざまなミルクセーキが登場し、各ブース前は大勢でにぎわい、アレンジされたミルクセーキを楽しんでいた。

出展者は審査員の前で3分間のプレゼンテーションを行い商品をPR。審査の結果、あら川の桃を使用した紀の川市桃山町の㈱藤桃庵がグランプリを獲得した。同社の商品は卵を使用せず、冷凍した桃と桃ジャム、アールグレイをミキサーにかけ、地元牧場で採れた牛乳で作ったジェラートを添えた。構想が決まると試行錯誤を重ね、1週間ほどで完成させたという。

グランプリを受け、同社の籔本周也代表取締役は「飲んだ時に桃がはっきりと分かる味が良かったと思う。これを機に商品化できれば」と話していた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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